「夕方になると脚がパンパン」「朝起きると顔が腫れぼったい」
むくみと聞くと「水分の取りすぎ」を思い浮かべる方も多いですが、
実は体の巡りの悪さや姿勢の乱れが深く関係しています。
【主な原因】
むくみは、血液やリンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が組織に溜まることで起こります。
直接的な要因には、長時間同じ姿勢でいること、運動不足、塩分の摂りすぎなどがありますが、骨盤や背骨の歪み、筋肉の使い方の偏りも見逃せません。
特にデスクワークや立ち仕事では、ふくらはぎの筋肉(第二の心臓)がうまく使われず、ポンプ機能が低下して下半身に水分が溜まりやすくなります。
【対策・解消法】
むくみを解消するには、まず巡りを良くする生活習慣を取り入れることが大切です。
こまめに足首を回す、ふくらはぎを伸ばすストレッチを行う、1時間に1度は立ち上がるなど、下半身の筋肉を動かす習慣を持ちましょう。
また、入浴でしっかり温めることで血流が促進され、老廃物の排出もスムーズになります。
塩分の摂りすぎを控え、カリウムを多く含む食材(バナナ・アボカド・ほうれん草など)を意識的に摂るのも効果的です。
【放っておくと?】
むくみを放置すると、慢性的な血行不良から冷え性や疲労感、セルライトの形成につながります。
また、下半身の重だるさが姿勢の崩れや歩行の悪化を招き、膝や腰に負担がかかることもあります。
長期的には代謝が落ち、太りやすい体質になる恐れも。
【当院での対応】
当院では、むくみを単なる水分の問題ではなく、全身のバランスや体の使い方の結果として捉えています。
骨盤や背骨の歪みを整え、下半身の筋肉が自然にポンプ機能を果たせるように導くことで、血液やリンパの巡りを改善します。
施術後には、日常でできる簡単なむくみ予防エクササイズや姿勢改善のポイントもお伝えし、再発しにくい体づくりをサポートします。
むくみは「その日の疲れ」ではなく、体が発する巡りのサイン。
原因から整えれば、見た目も体調も軽やかに変わっていきます。
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