夏こそ湯船!シャワー派が知らない「お風呂の力」(2025年08月12日 15時22分) ザバス鍼灸整体院 川崎

暑い日が続くと、「お風呂はシャワーで十分」と思いがちです。
しかし、実は夏こそ湯船に浸かることが体調管理のカギになります。
シャワーでは落としきれない疲れや不調の原因が、湯船での入浴によって改善されることが多いのです。

【主な原因】
夏場は冷房の効いた室内と屋外の高温を行き来することで、自律神経が乱れがちです。
さらに、冷たい飲み物や食べ物の摂取、薄着での生活によって、意外にも体の芯は冷えています。
この「内臓冷え」が血流や代謝を低下させ、だるさ・むくみ・胃腸不調などを引き起こします。

【対策・解消法】
おすすめは、38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分前後浸かること。
これにより、冷えていた体の芯が温まり、血流が促進されて疲労物質の排出がスムーズになります。
発汗も促され、体温調整機能がリセットされるため、睡眠の質向上にもつながります。

また、入浴前後に常温の水をこまめに摂ることで、脱水を防ぎながらデトックス効果も高まります。
ミントや柑橘系の入浴剤を使うと、湯上がりもスッキリして夏でも快適に続けられます。

【放っておくと?】
夏のシャワー習慣を続けていると、冷えや血行不良が蓄積し、秋口に体調を崩しやすくなります。
「夏バテが長引く」「疲れが抜けない」という人は、実は夏の間に体の芯を温められていなかったケースが多いです。

【当院での対応】
当院では、夏の不調の背景にある「巡りの悪さ」や「体温調整機能の低下」に着目しています。
施術で筋肉や関節の緊張を和らげ、血流を改善した上で、日常生活での入浴法やセルフケアをお伝えします。
湯船に浸かる習慣と施術を組み合わせることで、夏の疲れをため込まない体づくりをサポートします。