夏本番の猛暑が続いた後、数日涼しい日が訪れると、体は一時的にホッとします。
しかし、この「暑さの中休み」が終わり、再び残暑の厳しい暑さが戻ると、体調を崩す人が一気に増えます。
これは、気温の変化に自律神経がついていけず、体温調整や疲労回復が追いつかなくなるためです。
【主な原因】
涼しい日が続くと、血管が収縮しやすくなり、発汗や血流のパターンが「秋モード」に近づきます。
そこへ再び高温多湿の環境が戻ると、体は急に切り替えを求められ、熱を逃がす力がうまく働きません。
さらに、夏の間に蓄積した冷房疲れや内臓冷え、睡眠不足が土台にあると、だるさ・頭痛・食欲不振などが起きやすくなります。
【対策・解消法】
朝晩の温度差に備える服装
薄手の羽織やストールで、体温の急変を防ぎましょう。
湯船で「秋モード」を遅らせる
38〜39℃のぬるめのお湯で10分程度入浴し、自律神経を整える。
温かい食事を意識
冷たい飲み物・生野菜ばかりを避け、スープや温野菜で内臓の温度をキープ。
軽い運動で巡りを保つ
朝のストレッチや15分程度のウォーキングで血流と代謝を維持します。
【放っておくと?】
この時期に不調を放置すると、秋口に疲れが一気に表面化し、免疫力低下や長引くだるさにつながります。
「夏バテが秋まで続く」パターンを避けるには、残暑の今こそケアが必要です。
【当院での対応】
当院では、残暑期特有の自律神経の乱れや血流低下に着目。
施術で全身の巡りを整え、季節の変わり目でも対応できる体づくりをサポートします。
セルフケアや入浴法もあわせてお伝えし、「夏の疲れを秋に持ち越さない」状態へ導きます。
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