「動かすと痛い」は脳のクセが原因?(2025年09月01日 17時09分) ザバス鍼灸整体院 川崎

【主な原因】
「同じ動きをすると毎回痛い」という経験はありませんか?
これは必ずしも関節や筋肉に損傷が残っているからではありません。
実際には、一度のケガや繰り返しの負担によって脳が
「この動作は危険=痛い」と記憶してしまい、
実際の組織ダメージがなくても痛みが出ることがあります。
いわば脳のクセによる『動作痛』です。

【対策・解消法】
このような痛みに必要なのは「痛い動きを避け続けること」ではなく、
脳に「安全に動ける」という再学習を促すことです。

・痛みの出ない範囲から少しずつ動かす
・呼吸を深めながら軽い運動を取り入れる
・姿勢や体の使い方を改善して負担を分散する

こうした積み重ねが「動いても大丈夫」という体験となり、
脳が誤った「痛みの記憶」を上書きしていきます。

【放っておくと?】
動作痛を放置すると、脳がその痛みパターンを強化してしまい、
より少ない刺激でも過剰に痛みを感じやすくなります。
結果として「痛みが怖い」→「動かない」→「さらに硬くなる」
という悪循環に陥る可能性があります。

【当院での対応】
当院では、痛みが出ている部位だけを刺激するのではなく、
全身のバランスを調整しながら「安全に動ける感覚」を脳に再教育することを重視しています。
骨格や筋肉の緊張を整え、無理なく体を動かせる状態を作ることで、
「痛みのクセ」をリセット。
繰り返す動作痛から解放され、快適に動ける体づくりをサポートしています。