ほぐし屋 按術のサロン体験談

毎回必ず聞くのは、「その日の体調」と「どの辺がつらいか?」なのだそう。私は「首肩周りの疲れ・張りが慢性的につらいこと」を相談しました。リラクゼーション目的の方もいれば不調をケアしたい方もいらっしゃるので、ヒアリングで聞き出した内容を基に、お客様ひとりひとりの身体の状態やニーズに応じた施術を提供してくださいます。また力加減のご要望は施術中に都度聞くようにしているとおっしゃっていました。ヒアリングではその人を知るために、できるだけ会話をするようにしているそうです。

肩の張りでつらい人が多いため、首肩周りから始めるそうです。最初にこわばったところをほぐすことで全身の巡りが促されるそう。指圧がメインの手技でしたが、腰は捻りながら圧をかけてしっかりほぐしていただけました。背中や腰は脊柱起立筋が張っているかどうかを見るそう。ここが張っていると筋緊張が強いため、緩めることで楽になるそうです。下半身では腰とお尻の間にある梨状筋という筋肉がポイントなのだそう。梨状筋が張っていると身体の伝達機能が圧迫されて腰がつらいと感じるそうです。緩めることで負担が軽減されるのだとか。足裏のツボも刺激してもらい、スッキリできました♪

横向きではまず首の筋肉(胸鎖乳突筋)をほぐしていただきました。ここが硬いとめまいの原因になるそう。柔らかくすることで首の動きがスムーズになり、肩の張りも軽減するそうです。また「鎖骨上のリンパが硬い」と指摘されました。指圧で刺激しながら流していただいたのですが、ここは思わず声が出てしまうほどの刺激…!肩の張りや手の痺れに効果が期待できるそうです。横向きでも首肩→背中・肩甲骨→腰→足と全身ケアしていただけました。肩甲骨も剝がしてもらったので、かなりスッキリしています。腰の不調でお悩みの場合は太ももの脇が張っているため、重点的にしっかりほぐしていくとおっしゃっていました。

仰向けになり、鎖骨下のリンパを流していただきました。ここをケアすることで背中の張りが和らぐそうです。背中が硬い場合は前側に引っ張られるので、背中もデコルテも両方ほぐす必要があるそう。緩めることで背中の負担が減り、胸が開くため呼吸もしやすくなるそうです。また首の後ろや頭、足の前側も丁寧にほぐしていただけました。膝の不調でお悩みの場合はお皿が動くかどうか確認するのがポイントなのだそう。筋肉が張っていることによってつらさが生じるため、膝周りをしっかりもみほぐして緩めることによって楽になるそうです。

最後は下半身のストレッチをしていただきました。足の裏側を伸ばしたり、股関節の動きを出すために腰を回したり捻ったり伸ばしたり…という手技。股関節が柔らかいと足全体の動きがよくなるため、転倒を未然に防いだり、腰の不調ケアにもつながるそうです。立ち仕事が多いと足の裏側(ハムストリングス)が張ってしまうのだとか。放置すると足の痺れや疲れがどんどん溜まってしまうため、しっかり緩めることが大切なのだそうです。もみほぐしだけでなく、ストレッチが入ることでスッキリ感が違います。軽い運動後のような満足感も味わえました♪