こんにちは。
あなたのなりたいを叶える
加島泰斗です。
今回は側弯症に関する7個目のブログです。
毎回いいますが、ここでは他のHPや人に聞けない情報をあなたにお伝えしています。
側弯症の正しい知識や情報を側弯症のあなたや我が子が側弯症というご両親の方、治療家のあなたに知っていただければ私は嬉しいです。
さて、今回は【とりあえず筋トレはやめろ】という事で、側弯症の身体の特徴を解説していきます。
世の中に出回っている側弯症の筋トレやストレッチはほとんど意味がないと思ってください。
意味がないどころか悪化や進行をさせる可能性だってあります。
なぜなら、側弯症の凸側凹側を理解していないからです。
では、解説していきます。
〇側弯症の身体特徴
・健常者よりもBMI数値が低い
これは遺伝子によって、筋肉が付きにくいことが要因です
※[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。肥満や低体重(やせ)の判定に用いります。18.5未満は低体重、18.5以上25未満は普通体重、25以上が肥満と判断します。アスリートなどは数値が26以上でも問題ない場合もあります。
・健常者よりも腹筋が弱い
これは、弯曲によって腹筋がよじれることで左右非対称となるためです
・中等度(コブ角20度以上)の側弯症は最大酸素摂取量、肺活量が低下する
これは、弯曲により肋骨の形が変形し無意識に正常呼吸ではなくなってしまいます
・平衡障害を合併しやすい
これは、弯曲により左右どちらかに重心がかかり障害をきたします
まずこの情報だけでも普通に筋トレをしてはいけなさそうと思うはずです。
筋肉が付きにくいと思ったことはありませんか?
長距離走が苦手ではありませんか?
まっすぐ歩けていない気はしませんか?
それは全て側弯症が関係しているのです。
〇側弯症の凸側凹側の身体特徴
・脊柱起立筋の活動は、安静時・起立時ともに凸側の方が高い
・凹側の脊柱起立筋は、
Ⅰ型筋繊維(遅筋・赤筋)に萎縮を認め、Ⅱ型筋繊維(速筋・白筋)が多く面積も広い
・凹側の脊柱起立筋は、成熟したコラーゲン繊維による繊維化現象が生じている
(硬くなってしまうこと)
・凸側の深部背筋は、Ⅰ型筋繊維が富んでおり、筋緊張が優位である
ボディービルダーはⅠ型筋繊維(遅筋・赤筋)が多く
マラソンランナーはⅡ型筋繊維(速筋・白筋)が多い
イメージがわきますか?
凸側はボディービルダーで凹側はマラソンランナーということです。
ここまでの説明で理解できるはずです。
側弯症の身体は左右非対称に加え、左右不均等です。
この身体の状態で、筋トレをしてみてください。
結果は想像できますよね?
だからこそ【とりあえず筋トレはやめろ】というわけです。
もちろん対処法はあります。
それは、当院が行っているシュロス法とオリジナルトレーニングです。
このブログを読んでくださったあなただけに、その方法をお伝えします。
ご連絡お待ちしております。
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