「歩いていると下半身が痺れてくる」
「歩いていると痛いけど止まると痛みは消える」
この記事は上のような症状があり脊柱管狭窄症の可能性がある方に向けて書いています。
目次
脊柱管狭窄症ってなに?
脊柱管狭窄症の症状
脊柱管狭窄症の歴史
脊柱管狭窄症の治療で大事なこと
こんにちは!
私は東京で脊柱(背骨)の調整を専門でおこなっている
「東京脊柱専門整体院」院長加島泰斗と申します。
私は、なんの偶然か社会人1年目から脊柱(背骨)に関する患者さんを担当することがとても多かったです。
今まで担当してきた総患者数は約15000人。
その中で「脊柱管狭窄症」の症状でご来院する方がかなりいました。
今回はその「脊柱管狭窄症」について詳しく解説していきますので是非最後までご覧下さい。
脊柱管狭窄症ってなに?
脊柱管狭窄症とはその名の通り脊柱管(背骨)の中が狭くなりその中を通る神経が圧迫されて様々な症状を引き起こすものになります。
例えるなら家電のコードがわかりやすいです。
家電のコードの中には銅の細い線が束になっています。
それが脊柱管の中を通る神経でそれを覆っているカバーが脊柱管というイメージです。
家電のコードも同じで、一部分が潰れたりしたら、使えなくなりますよね?
人間の身体も同じように神経を圧迫されることで痛みや痺れ、最悪動かなくなることもあります。
脊柱管狭窄症の症状
脊柱管狭窄症の症状は腰痛、歩行障害、足のしびれ、筋力低下、排尿・排便障害などです。
これらの症状は坐骨神経痛やヘルニアでもみられますが、脊柱管狭窄症で特に特長的な症状は間欠性跛行です。
間欠性跛行は歩いているうちに脊柱に負荷がかかり、徐々に腰や下半身に痛み痺れを引き起こします。
しかししゃがんだり前かがみになったりなどの休憩をすることで、負荷が分散され再度歩けるようになる症状です。
再度歩くとまた同じように症状が出てきます。
このように歩いている症状が出てくるが少し休むとまた歩けるようになるというのは脊柱管狭窄症の可能性が非常に高いので注意が必要です。
脊柱管狭窄症の歴史
脊柱管狭窄症は昔から人々を苦しめてきて症状ではありますが、我が国日本での歴史は意外にも浅いです。
腰部脊柱管狭窄症診療ガイドラインというものが2011年に作成されたのが始まりで、その後診断学の進歩や新しい薬物療法などの多くの報告を経て2020年に改訂版が作成された。
実は、世界的にみても脊柱管狭窄症の研究は進んでいません。
2007年に北米脊椎学会がガイドラインを発刊し、4年後の2011年に腰部脊柱管狭窄診療ガイドライン、そして2014年には腰椎変性すべり症のガイドラインを出版しています。
この歴史の浅さを見るとまだまだ脊柱管狭窄症の適切な治療法は見つかっていないと言っても過言ではないでしょう。
BQ1 腰部脊柱管狭窄症の定義は何か
要約
腰椎部の脊柱管あるいは椎間孔(解剖学的には脊柱管に含まれていない)の狭小化により, 神経組織の障害あるいは血流の障害が生じ,症状を呈すると考えられているが,現在のところ,腰部脊柱管狭窄症の定義について完全な合意は得られていない.
https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/member/topics/cervical_spine_201014.pdf
脊柱管狭窄症の治療で大事なこと
日々様々な患者さんをみてきて言えることは発症してからでは遅いということです。
完璧な治療法が見つかっていないからこそ発症しないための行動が大事になっていきます。
脊柱管狭窄症を発症する人には特徴があります。
それは第3腰椎から第5腰椎のズレが大きいというところです。
当院の治療法であるモルフォセラピーは患者さんに合わせてズレが大きい部位を狙って矯正します。
だからこそ脊柱管狭窄症の予防が出来るのです。
矯正の際の力は1キロ以下の力で行うので症状がある方や身体を触られるのが苦手な方でも安心して受けて頂くことが出来ます。
気になる方は是非お問い合わせください。
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