こんにちは!
東急大井町線九品仏(くほんぶつ)駅徒歩2分にございます、鍼灸治療室さねよしです。
今年の春は、例年になく雨の日が多いですね。
湿気が多い状態が続くと、身体の中でも水分が蒸発しにくい状態となり、
東洋医学でいう「水滞」「水毒」といった状態になります。
「水滞・水毒」による症状にはどのようなものがあるか、みていきましょう。
「水」の巡りが身体全体で滞ると、頭痛や頭重感、めまい、頻尿・膀胱炎、手足の冷え・むくみや重だるさなどがみられます。
特に胃腸などの消化器(東洋医学では「脾」といいます)はもっとも「湿邪」におかされやすく、
ここに「水」が滞った場合には、胃もたれや食欲不振、吐き気、下痢などの消化器症状がみられます。
消化の力が弱まると、疲れやすくなったり身体がだるくなったりします。
胸のあたりで滞っている場合は、水様鼻汁や痰、咳、喘鳴(呼吸をするときに、ヒューヒュー、ゼーゼーなどと音がすること)などがみられやすいです。
また、関節に「水」が滞り、関節の痛みやこわばりなどがみられる場合もあります。
「水滞・水毒」の症状が当てはまる方は、適度に身体を動かすことが大事です。
筋肉(とくに下半身の筋肉)が少ないと、筋肉がポンプのように働いて体内で水分や血流を循環させる力が落ちてしまうため、水滞(水毒)の原因になります。
「運動は苦手」「忙しくて運動する暇がない」という方も、毎日の生活で階段を使ったり、一つ手前の駅で下車して歩くなど、
できる範囲で身体を動かすよう意識すると良いでしょう。
また、暑い時期でもお風呂につかって身体を温めることも効果的です。
水分を一度にたくさんとらず、少量ずつこまめに摂るなどの工夫も有効です。
「湿邪」の影響を受けやすい胃腸を守るため、暴飲暴食を避けましょう。
上記の対策をやってみたけど身体がスッキリしないときは…鍼灸を体験してみませんか??
鍼灸施術は、身体の中の『気・血・水』の調整が可能です。
当院では身体に約360箇所あるツボを適時選択して鍼で刺激し、場合によってはお灸の温熱刺激や吸い玉を使って『気・血・水』の巡りを良くして、あなたの不快症状にアプローチ致します。
髪の毛ほどの細い鍼がほとんどですので、体験された方は「鍼は全然痛くなかった…。」と仰います。
筋肉に直接アプローチできますので、肩こり・腰痛などでお困りの方もマッサージとは違った感覚で症状の軽減につながります。
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