腰痛が長引く本当の理由|“筋肉”ではなく“神経の疲労”が関係している?
「ストレッチをしても腰痛が良くならない」
「マッサージで一時的には軽くなるけど、またすぐ戻る」
「病院で“異常なし”と言われたのに腰がずっと重だるい」
こういった“長引く腰痛”に悩む方が近年とても増えています。
実はこのタイプの腰痛は、筋肉ではなく“自律神経の疲労”が関わっているケースが多いのです。
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■ なぜ腰痛が長引くのか?ポイントは“神経の緊張”
一般的な腰痛は「筋肉の硬さ」が原因と思われがちですが、慢性的に続く腰痛の多くは
・ストレス
・疲労
・睡眠不足
・呼吸の浅さ
などによる 自律神経の乱れ が深く関係しています。
自律神経が乱れると、身体はずっと“緊張モード(交感神経優位)”になり、
お腹の深部の筋肉(腸腰筋)が固まり、腰の関節がうまく動かなくなります。
その結果、
・血流が悪くなる
・筋肉が回復しない
・痛み物質がたまりやすい
という状態になり、腰痛が長引くのです。
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■ “筋肉”より“神経”が疲れているサイン
以下のような方は、神経型の腰痛の可能性が非常に高いです。
● 朝起きた瞬間から腰が痛い
● ストレスが強い日だけ腰痛が悪化する
● マッサージするとすぐに戻る
● 座り続けると腰が重だるい
● 湿布や痛み止めが効きにくい
これらはどれも 自律神経の疲れが原因でお腹の深部が固まり続けている状態 です。
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■ 神経型の腰痛を改善するポイント
長引く腰痛は、筋肉だけをほぐしても根本改善が難しいタイプです。
改善のカギは以下の3つ。
① 自律神経を整える
深い呼吸・みぞおち周辺の緊張をゆるめることで、副交感神経が働きやすくなります。
② お腹の深部(腸腰筋)をゆるめる
腰そのものより、お腹側の筋肉が鍵。ここが柔らかくなると腰の可動域が一気に改善します。
③ 神経の“滑走”を良くする
鍼灸・整体で神経ラインを整えることで、痛みの回復スピードが大きく上がります。
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■ まとめ:腰痛が長引くのは“筋肉の問題”ではありません
・ストレス
・睡眠の質
・呼吸の浅さ
・自律神経の乱れ
これらが積み重なることで、腰痛は長引きやすくなります。
逆に言えば、神経の疲れを整えれば改善しやすいということです。
当院では「神経×腰痛専門」の施術を行っており、
長年の慢性腰痛が改善するケースも多く見られます。
腰痛が続いている方は、ぜひ一度ご相談ください。