病院で「異常なし」と言われた腰痛の原因|レントゲンに写らない“機能性の問題”とは(2025年11月29日 19時04分) KAKERU鍼灸整体院

高槻市で肩首腰の慢性的な辛さ、自律神経調整が得意なKAKERU鍼灸整体院のKAKERUです。

「腰が痛いのに、検査では異常なし…」

そのような経験をされた方は決して少なくありません。

実際に、慢性腰痛の約8〜9割はレントゲンやMRIに異常が見つからないと言われています。

では、原因はどこにあるのでしょうか?

結論から言うと、骨や椎間板の“形の異常”ではなく、体の“機能の異常”が痛みを生み出しているケースが非常に多いのです。

これを医療業界では 「機能性の腰痛」 と呼びます。

■ レントゲンに写らない“機能性の問題”とは?

代表的な原因は次の3つです。

① 筋肉や筋膜の硬さによる可動域制限

とくにお腹の奥の筋肉(腸腰筋)が固くなると、腰の関節に負担が集中し痛みにつながります。

しかし筋肉の硬さは画像検査には映りません。

② 自律神経の乱れによる筋緊張

ストレス・疲労・睡眠不足が続くと、体は緊張状態が抜けず、

腰まわりの筋肉が慢性的に硬くなることで痛みを感じやすくなります。

③ 血流低下による疲労物質の蓄積

デスクワーク、冷え、浅い呼吸により血流が落ちると、

修復が追いつかず痛みが慢性化します。

これらはレントゲンでは全く確認できません。

だから“異常なし”と言われても痛みが続くのです。

■ 改善のカギは「原因に合ったアプローチ」

機能性腰痛の場合、

・湿布

・痛み止め

・その場しのぎのマッサージ

では根本改善しにくい傾向があります。

重要なのは――

体の機能を回復させること。

具体的には

・お腹の深層筋の緊張を緩める

・自律神経のバランスを整える

・呼吸の改善で血流を高める

・正しい姿勢・体の使い方を再教育する

この4つが大きなポイントです。

■ 「異常なし」=治らないではない

画像で異常がない腰痛は、

改善する可能性が大きく残されています。

「痛みの原因を正しく見つけること」

それが回復への最短ルートです。

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