心が疲れると頭まで痛くなる理由。東洋医学の“気”の話(2025年12月15日 10時33分) KAKERU鍼灸整体院

高槻市で長年、慢性的な腰痛・頭痛、自律神経の乱れに向き合ってきたKAKERU鍼灸整体院のKAKERUです。

心が疲れると頭まで痛くなる理由。東洋医学の“気”の話

「最近、気持ちがずっと張りつめている」
「イライラや不安が続いたあとに、頭まで痛くなる」

そんな経験はありませんか?

このタイプの頭痛は、首や肩だけが原因ではなく、
“心の疲れ”が体に現れているサインであることが少なくありません。

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ストレスが続くと、なぜ頭が痛くなるの?

ストレスを感じ続けると、体は常に緊張状態になります。
すると自律神経が乱れ、血管が収縮し、首や肩の筋肉もこわばります。

その結果、頭への血流が低下し、
締めつけられるような頭痛や、ズーンと重い痛みが起こりやすくなります。

「考えすぎた日ほど頭が痛い」
そんな方は、この影響を強く受けています。

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東洋医学では“気”が関係している

東洋医学では、体と心のエネルギーを
「気(き)」 と呼びます。

本来、気は全身をスムーズに巡っていますが、
ストレスが続くと気の流れが滞ったり、
上半身に集まりすぎてしまうことがあります。

これを
「気が上に昇る」 状態と考えます。

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気が上に昇りすぎると起こる症状

・こめかみや頭のズキズキ
・頭が重い、ぼーっとする
・イライラ、不安感
・顔のほてり、のぼせ
・首肩の強いこり

「下半身は冷えるのに、頭だけ熱っぽい」
という方は、まさにこの状態です。

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なぜ“心の疲れ”が頭痛につながるのか

心が疲れる
→ 気がうまく巡らなくなる
→ 上に溜まりやすくなる
→ 頭・首・肩に負担が集中
→ 頭痛が起こる

東洋医学では、
心と体は別々ではなく、常につながっている
と考えます。

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今日からできるセルフケア

① ゆっくり吐く呼吸
吐く息を長めにすることで、
上に昇った気を下げやすくなります。

② 足元を温める
足を温めることで、
気を下に引き戻す助けになります。

③ こめかみをやさしくゆるめる
強く押さず、円を描くように。

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それでも頭痛が続く場合は…

ストレス頭痛は、
「気の巡り」「自律神経」「体の緊張」が
複雑に絡み合って起こっています。

自分で整えきれない状態まで進んでいる場合、
セルフケアだけでは追いつかないこともあります。

心が疲れて、頭までつらくなっている方は、
無理をせず、一度ご相談ください。

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