高槻で自律神経や慢性的な頭痛・腰痛を専門に、東洋医学と整体を組み合わせた施術を行っているKAKERU鍼灸整体院のKAKERUです。
「肩こりの原因は肩じゃなかった」
— デスクワーク×ボルタリングで起きていた“腕の使いすぎ”
「もう何年も肩こりが当たり前で…」
そう話してくれたのは、デスクワーク中心のお仕事をされている30代の女性の方でした。
日中は長時間のパソコン作業。
仕事終わりや休日には趣味のボルタリング。
体を動かす習慣もあり、一見すると“健康的”にも見えます。
ですが、慢性的な肩の重だるさ、首から肩にかけての張り感はずっと取れない状態が続いていました。
マッサージを受けても一時的に楽になるだけ。
ストレッチをしても、数日で元に戻る。
「肩そのものが悪いんだと思っていました」とおっしゃっていました。
肩を見ても、原因は見えてこない
実際に肩まわりを確認してみると、
もちろん筋肉の緊張はあります。
でも、それだけでは“長年続く慢性こり”の説明がつきません。
そこで注目したのが腕の使い方でした。
・マウス操作で常に前に出た腕
・キーボード作業で固定される前腕
・ボルタリングで繰り返される「引く・握る」動作
これらが毎日のように重なっていたのです。
肩は「腕の土台」
腕は肩からぶら下がっています。
つまり、腕を酷使すればするほど、その重さや負担を受け止めるのが肩です。
特に今回の方の場合、
前腕〜上腕にかけての筋肉の緊張が非常に強く、
肩が常に引っ張られる状態になっていました。
肩をいくらほぐしても楽にならなかったのは、
原因が“肩より下”にあったからです。
腕をゆるめると、肩が変わった
施術では、
肩そのものよりも
前腕・上腕・肘まわりの緊張を丁寧に調整しました。
すると、
「肩、触ってないのに軽い…」
「呼吸まで楽になった感じがします」
と、施術後すぐに変化を実感されていました。
数回の施術を重ねる中で、
デスクワーク中の肩の重さも減り、
ボルタリング後の疲れも以前ほど残らなくなったそうです。
慢性肩こりは「使い方の積み重ね」
肩こりは、
必ずしも肩そのものが悪いとは限りません。
・腕の使いすぎ
・同じ姿勢の積み重ね
・趣味や仕事の動作のクセ
こうした日常の積み重ねが、
結果として肩に負担を集めていることがとても多いです。
「肩を揉んでも治らない」
「何年も同じこりが続いている」
そんな方は、
一度“肩以外”に目を向けてみる必要があるかもしれません。
体はすべてつながっています。
原因を正しく見つけることで、
長年の不調がスッと軽くなることも少なくありません。
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