「レントゲンでは異常なしと言われたのに腰が痛い」
「MRIでヘルニアと言われたけど手術は不要と言われた」
「慢性腰痛が3ヶ月以上続いている」
このようなお悩みで「慢性腰痛 原因」や「レントゲン 異常なし 腰痛」と検索されていませんか?
まずお伝えしたいことがあります。
慢性腰痛=骨が壊れている、とは限りません。
実はあなたの腰は“壊れていない”可能性があります。
慢性腰痛の原因は本当に骨や椎間板なのか?
多くの方が、
慢性腰痛=椎間板が悪い
慢性腰痛=骨の変形
慢性腰痛=ヘルニア
と考えています。
しかし研究では、椎間板の変性やヘルニアは「症状がない人」にも多く見られることがわかっています。
つまり、
構造の変化=痛み
ではありません。
実際に、
・ヘルニアがあっても痛くない人
・骨の変形があっても無症状の人
・MRI異常なしでも強く痛む人
が存在します。
慢性腰痛の原因は、必ずしも画像所見と一致しないのです。
レントゲン異常なしなのに腰痛がある理由
ではなぜ、レントゲン異常なしでも腰痛が続くのでしょうか。
ポイントは「痛みの仕組み」にあります。
痛みは単なる組織の損傷センサーではありません。
痛みは脳が出す防御反応です。
急性腰痛(ぎっくり腰など)では
組織損傷 → 炎症 → 痛み
という流れが起こります。
しかし慢性腰痛(3ヶ月以上続く腰痛)では、
組織が回復しても
脳が「まだ危険」と判断し続ける
ことがあります。
これを「中枢感作」と呼びます。
中枢感作が起きると、
・少し動いただけで痛い
・朝から重だるい
・検査では異常なしなのに痛い
という状態が続きます。
つまり、
痛み=壊れている証拠
とは限らないのです。
慢性腰痛の本当の原因は「安定性の低下」
慢性腰痛で重要なのは「機能」です。
特に多く見られるのが、
・腹横筋の活動遅延
・多裂筋の萎縮
・腹圧の低下
・股関節が使えない動作
・姿勢不良(反り腰・猫背)
腰椎は大きく動く関節ではなく、安定する役割が中心です。
しかし体幹の深層筋が働かないと、
腰椎が不安定になる
↓
脳が危険と判断
↓
痛みを出して動きを制限する
という流れが起こります。
慢性腰痛は、
「壊れている問題」より
「支えられていない問題」
であることが多いのです。
ヘルニアがあっても痛くない人がいる理由
「ヘルニア=痛い」は必ずしも正しくありません。
ヘルニアがあっても、
・神経への炎症が落ち着いている
・周囲筋が安定させている
・神経の過敏性が高くない
場合は痛みが出ないこともあります。
逆に、画像上軽度でも、
・体幹の不安定性
・神経の感受性上昇
・恐怖回避行動
があると痛みが続くことがあります。
構造だけで慢性腰痛の原因を説明することは難しいのです。
慢性腰痛は改善できるのか?
ここが一番大切です。
もし腰が本当に壊れているなら、できることは限られます。
しかし、
・筋力は再教育できる
・腹圧は取り戻せる
・姿勢は修正できる
・神経の過敏性は落ち着かせられる
可能性があります。
慢性腰痛は「不可逆的な破壊」ではなく、
「機能の再学習」で改善が期待できるケースが多いのです。
まとめ|慢性腰痛=壊れているではない
慢性腰痛の原因は、
痛みは脳の防御反応であること
神経が敏感になっていること
体幹の安定性が低下していること
が関与している可能性があります。
レントゲン異常なしでも腰痛は起こります。
しかしそれは、絶望的なサインではありません。
あなたの腰は、壊れているのではなく
正しく支えられていないだけかもしれません。
慢性腰痛でお悩みの方は、
「骨が悪い」という前提を一度外してみてください。
そこから改善の可能性が広がります。
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