「検査では異常なし」
「マッサージをしてもすぐ戻る」
「痛みが日によって変わる」
このような慢性腰痛で悩んでいる方は、実はとても多いです。
そしてその多くは、筋肉や骨だけが原因ではありません。
近年注目されているのが、自律神経の乱れによる腰痛です。
■ 自律神経とは?
自律神経とは、
・血流
・内臓の働き
・呼吸
・体温
などをコントロールする神経です。
交感神経(活動)と
副交感神経(回復)がバランスよく働くことで、体は健康を保っています。
しかし、
ストレス・睡眠不足・緊張状態が続くと
交感神経が優位になり、体が休めなくなります。
■ 自律神経が乱れると腰痛が起こる理由
① 血流低下
筋肉が酸素不足になり、疲労が抜けません。
② 過緊張
無意識に力が入り続け、慢性的な張りを作ります。
③ 痛みの過敏化
脳が痛みに敏感になります。
慢性痛の研究でも、中枢の感作が関与している可能性が指摘されています。
(参考:International Association for the Study of Pain)
つまり、自律神経タイプは
「腰が壊れている」のではなく
神経が過敏になっている状態なのです。
■ 症例① 40代女性 デスクワーク
【症状】
・5年以上の慢性腰痛
・朝は軽いが夕方に悪化
・頭痛、肩こり、睡眠の浅さ
・検査では異常なし
【経過】
初回の検査では、
呼吸が浅く、常に力が入った状態でした。
腹圧も弱く、体が安定しないため腰に負担が集中。
まず行ったのは
・呼吸の改善
・副交感神経を高める施術
・軽い体幹トレーニング
3回目で夕方の痛みが半減。
10回でほぼ日常生活の不安がなくなりました。
■ 症例② 50代男性 営業職
【症状】
・ストレスが多い
・天気で痛みが変わる
・ぎっくり腰を繰り返す
・出張後に悪化
【経過】
交感神経が過剰に働き、
腰だけでなく背中全体が過緊張状態。
施術では
・内臓の可動性改善
・自律神経の調整
・睡眠リズム指導
2ヶ月でぎっくり腰が起こらなくなり、
「不安がなくなった」と言われました。
■ なぜマッサージだけでは改善しないのか?
筋肉は「原因」ではなく「結果」だからです。
神経が興奮したままだと
ほぐしてもすぐ戻ります。
そのため重要なのは
・呼吸
・睡眠
・神経
・内臓
この4つへのアプローチです。
■ 自律神経タイプの特徴チェック
✔ 天気で痛みが変わる
✔ ストレスで悪化
✔ 検査異常なし
✔ 朝より夕方がつらい
✔ 睡眠が浅い
✔ 頭痛や肩こりもある
当てはまるほど、このタイプの可能性が高いです。
■ 改善のポイント
・深い呼吸
・副交感神経を高める施術
・内臓の動き改善
・体幹の安定
・生活習慣の調整
「整えてから鍛える」
これが回復の近道です。
■ まとめ
慢性腰痛にはタイプがあります。
・筋力低下タイプ
・姿勢崩れタイプ
・自律神経タイプ
・内臓タイプ
原因が分からない腰痛ほど、
自律神経が関係していることが多いです。
「もう治らない」と諦める前に、
神経のバランスから見直してみませんか?
腰は壊れていません。
回復力が働いていないだけかもしれません。
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