皆さんこんにちは!寺尾いのラボ整体院の渡邉です(^^)/今回からは前回のブログでも触れたインナーマッスルの代表的な「大腰筋」についてのお話です。
上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉である腸腰筋は、施術者からすれば馴染みの深い筋肉であり、施術結果がうまく出ないことがある筋肉でもあります。EMSなどでアプローチしても不調がぶり返す、自分が計画したように身体が改善に向かってくれないと悩む先生も多いです。 実は、「EMSで腸腰筋を鍛える」ことがゴールではありません。その先にある、「腸腰筋を使える状態にする」ところまでアプローチしなければ、不調の緩和にはつながらないでしょう。大詰めの部分を知り、実践するだけであなたの悩みが解決できるかもしれないのです。
腸腰筋とは
腸腰筋は、1つの筋肉を指しているのではなく、大腰筋・小腰筋・腸骨筋をまとめて「腸腰筋」と言います。
大腰筋は背骨の下部から股関節の内側、小腰筋は背骨の下部から骨盤付近、腸骨筋は骨盤の内側から股関節内側についており、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉です。
腸腰筋は、重力に抗う抗重力筋の一つです。腰をS字状に維持し直立位(立ち姿勢)を保ちます。歩行・走行時には、足や膝を持ち上げる(股関節の屈曲)働きがあり、下半身が固定されているときには体幹を起こすこともできます。
また、股関節を固定する働きがあるため、体幹や身体のバランスを取る筋肉でもあり、日常生活だけでなくスポーツの分野でも腸腰筋は重要な役割を果たしているのです。
腸腰筋は腹腔の後ろ側にあります。身体の深い部分にあるため深層筋(インナーマッスル)とも呼ばれます。
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