皆さんこんにちは!寺尾いのラボ整体院の渡邉です(^^)/今回はインナーマッスルをトレーニングしていても症状が再発してしまう原因についてのお話になります!
それではいきましょう!
インナーマッスルを鍛えても痛みがぶり返すのは
腸腰筋の不調というと、ほとんどの場合が「過緊張」あるいは「筋力低下」だと考えられます。もちろん、施術者として腸腰筋に対するアプローチで改善を目指すのですが、その後に患者さま自身で「筋肉を使えるようにする」というところまで導くことができているでしょうか。
腸腰筋に限ったことではありませんが、筋肉に異常が起こると協働筋などの働きにより、異常が起こった筋肉を使わず身体を動かすことができるようになることがあります。
このため、「放っておいたら、いつの間にか不調が無くなった」と思う患者さまもいます。しかし、身体の中で起こっているは、実際に働くはずの筋肉が動いておらず、働かなくてもよい筋肉が過度に動いている状態になっています。
そして、不調が無くなったという状況もその場しのぎであり、過度に動いている協働筋に限界が来れば、再び不調が現れます。これを繰り返していると、不調の本当の原因が何であったかを見つけることは困難になっていくでしょう。
さらに、長期間その場しのぎを繰り返していると、身体が本来働くべき筋肉の使い方を忘れてしまい、不調が無くなっても動くべき筋肉を使わないまま生活をすることになるので、結局不調がぶり返すことになるのです。
患者さまご自身でに腸腰筋を「使えるようになる」ことが大事
腸腰筋を正常な状態へ導いた後は、院内で、もしくは患者さま自身で行えるセルフケアを指導していくことが重要になってきます。本来の動きを身体に覚えさせ、患者自身で筋肉を動かせるようにしていきましょう。
例えば、いつもの歩行時に歩幅を30%~50%(約足の裏ひとつ分)ほど広げた大股で歩く、階段を一つ飛ばしで登ってみるなど、患者さまが無理なく続けられる動作やセルフケアを提案いたします。
しかし、ただ単に大股で歩いていても股関節が伸展できていないこと場合があります。定期的に院で歩き方をチェックすると良いでしょう。
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