皆さんこんにちは!寺尾いのラボ整体院の渡邉です(^^ 今回は姿勢が原因で起きてしまう症状についてのまとめになります。
それではいきましょう!
不調に悩む患者が増える可能性
胸郭出口症候群は、一般整形外科領域の中で決定的な診断法に欠けるということで治療も適切に行われていないのが現状と言えます。その原因としては、頚椎から肩、上肢におよぶ症状を呈するので、頚椎疾患、肩の疾患から上肢の疾患などとの鑑別が難しいということ、そしてDouble lesionといい、頚椎と肩、頚椎と上肢というように、2つの原因が重なり合っている場合が多いということもあります。手や腕の症状が出るものとして脊椎の疾患と胸郭出口症候群の鑑別も難しく、さらに近年では脊椎脊髄長不適合症候群というものも提唱され、さらに鑑別を困難としています。
今後もスマートデバイスなど、ITの発展は留まることなく進むでしょう。そんな中で思いもよらない痛みや不調に悩まされる患者さまも現れるでしょう。身体をよく知る私たち柔道整復師が、警鐘を鳴らしていく番かもしれません。
【参考】
日本マーケティングリサーチ機構「2021年10月期_一般調査」
厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」
書籍「アプライド キネシオロジー シノプシス」デービッド S. ウォルサーD.C.著, 栗原修D.C.訳, 科学新聞社
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