皆さんこんにちは!寺尾いのラボ整体院の渡邉です(^^♪今回は意外なところから身体に「炎症」反応を起こしてしまっていることがあるお話になります。
それではいきましょう!
生活習慣病や老化にも慢性炎症が関係する
通常であれば、一過性に治まるはずの炎症反応ですが、完全に治まり切らずに弱い状態で長期化してしまう場合があります。異物の排除が上手く行かず炎症が慢性化する、または異常が解消されているのにもかかわらず炎症物質、細胞などの活動が収束しないものは「慢性炎症」となり、様々な疾患を引き起こす可能性があると考えられています。
慢性炎症と伴う傷病といえば、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、関節リウマチなどの自己免疫性疾患が良く知られています。最近では、がん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病、さらには老化そのものも慢性炎症によって症状が進行するのではないかと考えられています。自覚症状のないまま進行し、本人が自覚したときには回復不能なダメージを負っていることが多いのが、慢性炎症の怖いところです。
身体を修復するのは「自身の免疫」
炎症が起こると、腫れたり痛みが出たりで良い気分にはなりませんが、身体の防衛反応がしっかり働いているという事でもあります。
炎症反応が強い場合は、抗炎症薬を使用することも手段の一つですが、炎症反応を抑えるということは、免疫反応を抑えるということでもあります。薬に頼りすぎると、かえって自己免疫力を下げる可能性もあります。薬はあくまでサポートであり、身体の不調を取り除くのは「自分自身の免疫」です。
病気や怪我の予防、健康管理を行うために、身体の中で起こっている防御反応の側面を患者さまに理解してもらうことは大切なことです。
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