本日は肩こりと枕の関係性についてお話していきます。
厚生労働省の「平成22年 国民生活基礎調査の概況」によると、日本人が自覚している症状で、肩こりは女性の1位、男性の2位となっています。
肩こりという病名はなく、首から肩、背中にかけての筋肉がこわばることで、だるさや重さ、痛みを引き起こす病態を表す名称です。
原因は様々あり、長時間のパソコンやスマートフォンの使用、運動不足によって起こるほか、自分に合わない枕の使用や、寝ている時の姿勢、寝返りによる首や肩への負担によって、翌朝肩こりになっていることもあります。
寝返りには、睡眠中に体が疲れないように調整する役割があります。
そのため、寝返りが上手く打てない枕では、長時間眠っても体の疲れがとれないだけでなく、肩こりの原因にもなってしまいます。
頭は体重の10%ほどの重さがあるため、自分に合った枕で頭と首をしっかり支える必要があります。
そうすることで、首や肩に余分な負担をかけることなく、スムーズな寝返りを打つことができます。
枕には、頭や首を支えて睡眠中の姿勢を整える役割があります。
首の骨は通常、背骨から頭を真っ直ぐ支えるために、緩やかなS字を描くようにカーブしており、そのカーブを睡眠中も再現することが大切です。
仰向け寝の姿勢では、立っている状態と同じS字カーブを再現できる高さ、横向き寝の姿勢では、頭から背中にかけての骨が真っすぐになる高さの枕が理想とされています。
また、筋肉が硬い状態や、コリが強い状態では、理想的な枕だとしても、睡眠の質の低下や寝返りを上手にうつことができません。
当サロンでは、肩や首の施術だけではなく、セルフケア、寝方のアドバイス、肩こりの根本的な部分の施術通して肩こりの改善をしていきます。
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