筋トレをしたら肩コリは治る?正しく行わなければ悪化してしまう!?
Home Fit 新座の大木です。
デスクワークや、テレワークをしている方は誰もが悩むことに挙げられる一つに代表される肩コリ。
これは、とあるご来院者さまからの疑問です。
みなさまはどう思いますか?
先に言ってしまうと、答えは「イエス」です。
ただし、正しく行わなければ悪化してしまうこともあります。
この記事では、肩コリとなってしまう原因やトレーニングをご紹介します。
肩の筋肉が緊張している状態が慢性的に続き、血行不良となって凝り固まってしまうことです。
「ただ座っているだけなのになぜ筋肉が緊張してしまうんだろう?」なんて疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ただただじっと座っている間にも、自分では使っているつもりがなくても筋肉には一定の負担がかかっているのです。
また、姿勢の悪さや運動不足などによって余計に大きな負担がかかり、肩コリの悪化が促されてしまっています。
肩コリにおいて注目すべき筋肉とは!?
肩コリにつながる筋肉は、首~肩にかけての大きいアウターマッスルや、またローテーターカフと呼ばれる肩甲骨につくインナーマッスルと、たくさんあります。
その中でも肩コリを引き起こす大きな要因となる筋肉が僧帽筋です。
僧帽筋
一度は耳にしたことがある方が多いかと思いますが、首~背中にかけてひし形をした大きなアウターマッスルです。
大きな僧帽筋は、上部繊維・中部繊維・下部繊維と分かれてそれぞれ異なる機能を持っています。
●上部繊維
首から鎖骨にかけてついています。
薄くて比較的に力が弱く、首を動かすというよりは肩をすくめるような動作に作用します。
●中部繊維
肩から肩甲骨の上側にかけてついています。
厚くて力が強く、肩甲骨を内側に引き寄せるような動作に作用します。
●下部繊維
肩甲骨から徐々に細くなるように背中にかけてついています。
肩を下げたり、腕を上げたりするような動作に作用します。
3つの部分の僧帽筋全体が働くと、肩甲骨を内側に引き寄せるような動作、腕を上げるような動作を同時に行うこととなります。
なぜ肩コリとなってしまうのか??
それは筋肉のバランスが偏ってしまうことによるものです。
拮抗筋といって、私たちの筋肉は前と後ろや、左右のバランスを保つことによって姿勢をとっています。
僧帽筋に対して前でバランスをとってくれている筋肉(拮抗筋)となるのが大胸筋となります。
前かがみのような姿勢は、大胸筋が縮こまり、僧帽筋は引っ張られているような状況となります。
このようにバランスの悪い姿勢を取り続けることによって
●少しずつ疲労が蓄積される
●柔軟性が失われる
●伸びてしまった筋肉が弱化する
このような悪循環に陥って元の状態に戻れずに肩コリを引き起こす原因となるのです。
筋トレをすることによって肩コリは解消されるのか!?
前にも述べたように僧帽筋は、肩甲骨を内側に引き寄せ、腕を上げるような動作をする筋肉です。
僧帽筋の筋肉が弱化すると左右の肩甲骨が離れがちとなり、
●猫背
●巻き肩
●ストレートネック
といったような姿勢になってしまいます。
私たちは日常生活で腕を上げるような動作はなかなか少ないですよね?
なので、僧帽筋の出番は少なく、筋力低下が促されてしまっているのです。
僧帽筋を鍛えることによって姿勢の改善および肩コリの解消が期待できます!
ただし、慣れていないのに張り切っていきなり高い負荷をかけるトレーニングをしてしまう方がいらっしゃいます。
負荷の高いトレーニングはハッキリ言ってツライですし、上手に負荷をかけることは慣れていない方ではなかなか難しいです。
上手に負荷をかけることができないと、肩コリを悪化させてしまうおそれがあります。
まずはHome Fit 新座で肩こり改善のトレーニングを体験してみてください