脂溶性ビタミンA・D・E・Kのことをお伝えしてきましたが、脂溶性ビタミンは脂質の消化と同じ過程で消化されます。
そこで本日は脂質の消化過程をお伝えしますね。
脂質は食べてから食道を通過して胃に到着します。糖質は口の中から消化ぎ始まりますが、脂質とタンパク質は胃から消化が始まります。
脂質は胃で胃リパーゼという酵素により消化されて、中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解しますが、全て分解はできずに十二指腸に運ばれます。
胃液は酸性なので、十二指腸で中和します。十二指腸に肝臓から胆汁が出てきて脂質を乳化させて消化しやすくします。
そして膵リパーゼが中性脂肪を脂肪酸とモノグリセリド(脂肪酸+グリセロール)っていうのに分解します。
小腸でまた脂肪酸とグリセロールが中性脂肪になります。
ここから①肝臓へ行って全身に運ばれ細胞膜やホルモンの材料となり肝臓に戻るルートと、②リンパ管から全身に運ばれて肝臓に戻るルートに分かれます。
結局、余ってしまった脂質は脂肪細胞に運ばれて結局体脂肪になっちゃったり、糖質に変わったり、中性脂肪になっちゃったり、便として排出されたりします。
糖質も余ると最終的に脂肪となります。ってことは脂肪には使われなかったいろいろな毒素も貯まりやすいってことですね。
今は飽食の時代でコンビニやスーパー、ファーストフードなど食べたくなったらすぐに食べることができます。
体内に循環させて余ったら蓄積する。質も量も気を付けないと身体がどんな反応をするか分かりません。
もしかしたら原因不明の怠さ、痛み、頭痛、体調不良などは食事の質や量が関係してるかも⁉️⁉️⁉️っていう視点をもったら体調不良のヒントになるかもしれません。
最近は便利さや時短、手軽さばかりに目がいきがちです。文明の進化に対して動物としてのヒトの身体が進化しきれてなくカラダを蝕んでしまい病気になってしまっているかもしれない。っていう可能性もあるかもしれないですね。
本日もブログをご覧頂きありがとうございました。
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