今回はエネルギーをたくさん作るのには酸素が必要ってお話です。
「疲れたでしょ、チョコレート食べな」
「甘い物食べると元気出るよね」
とよく聞きます。
甘い物食べると力が出る。それってエネルギー生成機構で説明ができるんです。しかも、甘い物を必要とするエネルギー生成機構は即効性ありますが2(ATP)のエネルギーしか作れないんです。
その後に30〜36(ATP)のエネルギーを生成するのには、酸素が必要になってきますし、さらに余った糖はタンパク質と結合して老化物質AGEっていう老化物質になってしまうんです。
なので、解糖系でエネルギーを作るのは手っ取り早く即効性がありますが、結局少ないエネルギーしか作れませんし、糖質を代謝してエネルギーを作るのにビタミンB1が補酵素として必要になります。
疲れたから甘い物、疲れたから甘い物を続けていくとビタミンB1の無駄使いになってしまい、ビタミンB1不足になってしまいます。以前、ブログでお伝えしたように、ビタミンB1が不足すると脚気になってしまったり、血糖値の上昇を起こしたりする危険性があります。
https://ameblo.jp/kubo0008/entry-12539193552.html
呼吸が浅くなってしまったり、横隔膜が硬くなってしまったり、肋骨の動きが制限されてしまったり、貧血や赤血球の質の低下により酸素の運搬能力が下がってたり、消化能力が下がって鉄の吸収がうまくいかなかったりしていると、エネルギーが効率良く作れなくなってしまい、糖類を欲してエネルギーを作ろうとします。
また、「砂糖は人類最大の麻薬」って言われたりもしており依存性が高いので、余計に欲してしまいます。私も頑張って食べないようにしてても、頑張ったからって少し食べると止まらなくなっちゃいますね〜笑
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