前回は炎症には急性炎症、慢性炎症、加齢炎症の3種類があるとお伝えしました。その中でも慢性炎症と加齢炎症が免疫システムを暴走させてしまい、炎症が体内で広がっていってしまいます。
今回は脂肪細胞は脂肪を貯めることができてエネルギーをコンパクトに貯蔵できるが、大きくなった脂肪細胞は老化して炎症を起こしてしまうというお話です。
脂肪細胞も細胞のため、細胞核やミトコンドリアや細胞膜などがありますが、中性脂肪を貯め込むことができ、約3倍にも膨張させることができます。
しかも脂肪細胞が大きく成長してしまうと、脂肪細胞は老化してしまいます。前回の加齢炎症でお伝えしましたが、細胞が老化するとサイトカインが多く分泌してしまい免疫システムが暴走してしまい炎症が広がってしまいます。
脂肪細胞は全身のあらゆるところにあるので、肥満によって全身に炎症が広がってしまいます。
肥満のメリットは寒くなりにくいこと。それ以外はほぼメリットがありません…
脂肪細胞が膨張=肥満は全身が炎症状態になってしまっているため、活性酸素が増加してしまいます。
活性酸素が増加してしまうとその活性酸素が正常な細胞を攻撃してしまい、さらに炎症が広がってしまうという悪循環になってしまいます。
全身に炎症が広がってしまうと様々な生活習慣病になってしまうリスクが高くなってしまうので、高脂肪食や偏った食生活に気を付けましょうね。
本日もブログをご覧頂きありがとうございました。
おすすめコース
おすすめコース