ここで一回アヴィヤンガについてもう少し復習です。
アヴィヤンガは3種類のオイルを体調や体質で使い分けて使用します。
冬の時期になると乾燥しているので、どのオイルもたっぷり付けても15分もしないうちにほとんど肌から吸収されていきます。これには最初びっくりしました。
全身の表と裏を、マッサージしながらオイルを浸透させていきます。
インドでは前処置として行われており、一般的なトリートメントです。
さらに言うと、アヴィヤンガは毎日やってもいいとされています。毎日行うことで疲れ知らずの体になり、体力が増して、加齢による衰えが抑えられるとされています。
ここで大切なのは「オイル」です。オイルの選定が一番大事といっても過言ではありません。
アヴィヤンガに限らず、アーユルヴェーダのトリートメントのほとんどは「ドーシャ」を見極める事がオイルを選ぶ基準になります。
それぞれのオイルのは悪化した症状を抑える効果があるハーブがブレンドされているので、間違ったオイルを使用すると効果があまり得られにくいのです。
さぁ、ここから話が奥深くなってきますが、「アーユルヴェーダ」の最も面白い話しです。
まさに、自分を知ることから全てが始まります。
難しいと思うかもしれませんが、不思議なことに、自分の事が分かると他人の事もわかるかもしれません。