◇眠りに大切な邪気吐き◇
邪気吐きの行い方
正座でもあぐらでも構いませんので、座って下さい。
そして鳩尾(みぞおち)に指先を立てる様にして当て、大きく息を吐きながら力を抜いて上体たけを前に倒して、指先を斜め上方へ食い込ませて行きます。息を吐きながらズブズブと指が入って行く様に何度か押さえます。
ポイント
鳩尾の下に4指を当てて、息を吐きながら身体を預けて、太ももの上に前腕がつくところまで身体を傾けます。
4本の指の上に身体を預け、鳩尾に4本の指が入って行く様にして、息を全部吐く。無理に力を入れて4本の指を鳩尾に押し込むのでは無く、上半身を伸ばしたまま、クーっと腰を曲げて行く。息を吐き切るまでず〜っと指を入れれば良い。4本の指に身体を預ける様なイメージて最後まで息を吐き切る。気を張らない事。
観察ポイント
眠りで1番大切なのは鳩尾。
鳩尾が硬いと眠りが浅くなります。
鳩尾が緊張していると、上半身の力が抜けない。
人前で上がったり、余計に気張ったり、気負ったりしてしまいます。
人間最後は、鳩尾か硬くなって1週間から半月前には指が入らなく成り、剣状突起の下に硬いシコリ(禁点)か出来たら、4日後に亡くなると言われています。
目的、効果
悪いもの、古いもの、そういう気を外へ出す。
鳩尾を緩める。
元気なひとは丹田で呼吸をする。
鳩尾の力が抜けて丹田に力が入っているのが、健康面だけでなく、心の面でも非常に良い状態であり、眠りが違ってくる。
邪気吐きで鳩尾が緩み、丹田に力が入ると、不眠症、パニック障害、ノイローゼなどが改善されます。
何よりも鳩尾が緩むと心が落ち着きます。