辻内整体指導室のサロン体験談

「元気な身体は左右対称ではない」という言葉が衝撃的でした。右の骨盤が上がっていて左が締まっている状態が理想的で、目指すべきゴールなのだそう。施術内容としては不調部位に「手当て」をして、身体を整えていくことがメイン。輸気(ゆき)というそうです。身体に本来備わる力を高めていく施術。入店時の歩き方や座り方などの動作を見ることからカウンセリングは始まっていて、「身体のどこが緊張している」「ふだんどういう行動をしている」…などを見極めていくそう。「全部身体に書いてある」とおっしゃっていたのが印象的でした。不調の原因を説明しつつ、身体を整えるための生活指導も施術内容に含まれるそうです。

改めてその場で真っすぐに立ってみて、姿勢を一緒に確認しました。初めての場合は必ず行う工程とのこと。足にかかっている体重のバランスや、目が頭の奥深くとつながっている体感を自分自身でも意識することによって、施術によるビフォーアフターの変化を実感しやすいそう。身体の動きや体型などによって、人は10種類に分類されるそうです。性格もわかるのだとか。私の場合は頭を使うことによって楽に過ごせるタイプ。「施術をしながら詳しい説明をしてもらえると嬉しいでしょう?」と指摘され、ズバリ言い当てられたことに驚きました。

マットの上に横になり、背骨の方から身体を触り状態を確認していただきました。カウンセリングや立ち姿勢から身体の状態をある程度予測できてはいるものの、実際に触ったり都度気になったことを質問をすることによって不調を確定するようなイメージとのこと。骨盤の開閉・上下運動、後頭骨、肩関節や肩甲骨の高さ、肩の巻き具合、身体の捩じれ、背中の盛り上がり方、足裏…など見るポイントは決まっているそうです。「不調箇所は大きくなる」のだとか。力が入っていないところ(弛緩しているところ)にアプローチしていくのだとおっしゃっていました。

野口整体の愛弟子、二宮整体の手技。硬いところをもみほぐすのではなく、力が入っていない・サボっている(弛緩)ところにアプローチをかけ、力が湧いてくるように整えていくそうです。呼吸に合わせて押さえてからふっと力を抜くイメージで、抜くことが重要とのこと。「気・度・間合いがバッチリ合うように意識している」とおっしゃっていました。「身体の右側を上げて左側を締める」ために不調部位に手を当て、輸気(ゆき)で整えていくそうです。按摩マッサージとは違い、不調箇所しか触らないそう。強い力が加わっているわけではないのに、触られると違和感を感じました。施術を繰り返すにつれ、徐々に感じ方が変化するそうです。

施術後は、最初に行ったのと同じように再度真っすぐ立って身体の状態を確認しました。足がしっかり床に接地している感覚があり、正しい立ち姿勢を実感。足がスッキリ楽になり、目もパッチリ開きやすくなりました。アフターカウンセリングとして、ふだん食べ過ぎている人には食事を抑えるよう指導するなど、身体を整えるためのアドバイスも◎本来の状態に戻すことで、自然と身体は元気になっていくそうです。自分自身の身体、生活を見直すいいきっかけになりました。来店されたお客様のほとんどがリピーターになるというのも納得です。