ひざサポーターについて(2024年08月24日 11時19分) 膝専門整体院 K

膝サポーターは変形性膝関節症に効果的?【効果・選び方・デメリット】

膝の悩みを感じると、膝サポーターを使うことを考える方も多いのではないでしょうか。しかし、膝サポーターの効果について正しく理解していますか?膝サポーターには多くの種類があり、どれを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。そこで今回は、膝サポーターの効果や選び方、そしてデメリットについて、実際の事例を交えながら解説します。

「膝サポーターとは?なぜ装着するの?」

膝サポーターは、膝を固定し、膝関節の働きをサポートするアイテムです。膝関節は体重を支えるため、全身の中でも最も負担がかかりやすい部位です。サポーターを装着することで、膝の過度な動きを抑え、衝撃を吸収し、関節の動きをサポートします。これにより、状態の緩和や膝への負担軽減が期待されます。特にスポーツをする方や、日常生活で膝の悩みを感じる方に多く利用されています。

「サポーターは高齢者にもおすすめ」

膝サポーターはスポーツをする若い世代だけでなく、高齢者にも効果的です。高齢になると、膝が不安定になりやすく、違和感を感じる方も増えてきます。膝サポーターを装着することで、膝の安定性が向上し、状態の緩和が期待できます。

「膝サポーターに期待される効果」

膝サポーターを着けることで期待できる効果は、以下の3つです。

1. 膝の冷えを防ぐ
変形性膝関節症では、膝の冷えが状態の悪化を引き起こす原因となります。膝サポーターは膝を温め、冷えから守る効果があります。

2. 膝を安定させる
サポーターは膝を固定し、不安定な膝関節をサポートします。これにより、歩行時のぐらつきを抑え、膝への負担を軽減します。

3. 触圧覚を刺激する
膝サポーターは触圧覚(皮膚に触れたり圧力が加わる感覚)を刺激することで、違和感を感じにくくする効果が期待できます。

「変形性膝関節症になったらサポーターを使用すべき?」

変形性膝関節症は進行性の疾患ですが、適切な運動療法で進行を遅らせることができます。膝の悩みがあっても、サポーターを着用して運動を継続することで、膝を支える筋肉の衰えを防ぎ、症状の悪化を防ぐことができます。

「正しいサポーターの選び方」

膝サポーターを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

1. 用途に合ったものを選ぶ
医療用、スポーツ用など、使用目的に応じてサポーターを選びましょう。

2. 使用感の良いものを選ぶ
サイズが合わないと効果が減少します。自分の膝に合ったものを選び、装着感を確認しましょう。

「膝サポーターのデメリットと注意点」

膝サポーターにはいくつかのデメリットもあります。長期間の使用は筋力の低下を招く可能性があり、膝以外の部分に負担がかかることもあります。また、サポーターを強く締めすぎると、圧迫痛やうっ血の原因になることがあるため、適度な加圧に留めるようにしましょう。

「最後に」

膝サポーターはあくまで治療の補助です。サポーターを使うことで状態の軽減や安定性が向上しますが、これだけで変形性膝関節症が治るわけではありません。運動療法と併用して使用し、症状の進行を防ぐようにしましょう。