ドイツ式フットケア ロスマリンのサロン体験談

初めにヒアリングシートを記入しました。足の状態はもちろん、既往歴や身体の健康状態についてのチェック項目も。シートの内容を基に掘り下げていただきました。「足にだるさが出やすい」ことを相談。歩き方に問題があることと、靴が合っていないことによって足にだるさが出るそうです。「ただの疲労」だと軽く考えていましたが、不具合が出てしまう理由・原因が確かにあるのだと改めて実感。靴を正しく履くことで足首が使いやすくなり、それだけでも足首の状態が変わってくるのだとか。「足首はもう少し細くてもいいはず」と言われ、驚きました。

仰向けになり、足全体のチェックからスタート。ヒアリングで聞き取った内容と足の状態が合致しないこともあるため、必ず確認をするそうです。人は自分の視界に入っているところは気になるけれど、足裏のような見えないところの状態にはなかなか気づけないもの。まず現状を知ることが大切なのだそう。私は「土踏まずが低めで、足が薄くて華奢」だと言われました。「靴選びが大変そうですね」とのご指摘も…。また母指球の辺りや踵がゴワゴワしていて、皮膚が硬くなっているとのこと。毎日の蓄積によって、ひどくなるとひび割れにつながってしまうそうです。しっかり保湿をするようアドバイスもいただけました。

専用のマシンを使って角質をケアしていただきました。摩擦によって古い角質を削っていくのだそう。初めてだったので「どのような体感なのか」が気になりましたが、施術に伴う刺激や熱なども特に感じませんでした。角質はそこまで厚くなかったようで、あっという間に施術が終了。工程ごとの時間配分などは、その方の足の状態やお悩みによっても変わるそうです。終わった後に足裏を触ってみると、先程までのゴワゴワした質感とは全然違い、ツルツルになっていて感激しました。

様々な手技を組み合わせて、足裏から太ももにかけてを丁寧にほぐしていただきました。「どのように手が動いているんだろう?」と不思議に思うほどでしたが、本当に気持ちよかったです。「歩きやすい状態へ整える」ための施術なので、ゴリゴリと強く圧をかけたりはしないのだそう。筋肉を柔らかくすることによって歩きやすくなるそうです。フットマッサージによって「足運びが全然変わってくる」とのこと。ふくらはぎのツボをピンポイントで刺激してもらうと、左右で感じ方が違いました。右足(利き足)は歩く際の負担が大きいため張っていたようです。施術後は膝を曲げやすくなり、足全体がとても軽くなりました。

足に左右差があったため、靴の履き方を見てもらったうえで正しいスニーカーの履き方を教わりました。負担を減らすためには靴の履き方が重要なのだそう。フィットしている感じがして、体感が全然違うことに驚きました。これまでは「脱ぐこと」を前提に、緩く履いていたことを再認識。着脱しやすいサンダルを多用したり、スニーカーの紐を緩くして足にフィットしていない状態で履いたり、足の健康よりも「便利さ」を優先していたせいで足に負担をかけていたということに今日気づけました。