腰痛2(坐骨神経痛)(2025年02月25日 17時55分) AcuBase鍼灸マッサージ院

今日は坐骨神経痛について書いていきたいと思います。

前回、「股関節が伸びない」ことが原因で、反り腰になり腰痛が出ることがあるというお話をさせていただきました。今回は「坐骨神経痛」について簡単にお話していきたいと思います。

病院でヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症、などの所見がなく、坐骨神経痛ですね、と診断を受ける方も多くいらっしゃいます。太ももの裏や外側から足先まで痺れるなどの症状があり、お困りの方もいらっしゃると思います。

痺れの原因としてよく問題となるのが、梨状筋という筋肉が硬くなり、その下を通る坐骨神経に悪い影響を与え、症状が出ることです。それじゃあ梨状筋を緩めればいいんだ!と梨状筋を解してもまた症状が戻り…なんてこともあります。梨状筋を緩めると痺れ症状が取れるのであれば、原因はそこにあるということになりますが、梨状筋が硬くなってしまう原因が取り除かれていないために症状が続いてしまったり、戻ってきてしまったりするのです。

梨状筋は主に股関節の外旋(外捻り)を行う筋肉です。立っているときに膝が外側を向いてしまう人は梨状筋が硬い可能性があります(股関節を曲げると違った働きもありますが)。他の臀部の筋肉で同じ作用をする筋肉もあるので絶対ということはありません。

梨状筋を柔らかくするためにはストレッチをしたり、逆側の内旋(内捻り)筋を運動させてあげる、梨状筋自体を運動させてあげることなどが有効です。

当院ではマッサージ・鍼灸・運動療法など一番効果的だと思われる方法を選択して、施術を行っていくことであなたの症状の改善をしていきます。また、ご自宅での症状改善のためのストレッチやエクササイズなどもお伝えさせていただいています。

市川・本八幡・船橋などで坐骨神経痛にお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!