うたり接骨院のサロン体験談

問診票に記入していくところから始まります。悩みに関しては「どこが・いつから・どのように不調なのか?日常生活にどのような支障が出ているのか?つらさの度合いを10段階で表すといくつか?」など質問項目が細かく設定されていました。この他、今回の不調で病院にかかっているか、既往歴について、ふだんどのくらい睡眠が取れているか・水分を摂れているか、冷えやすいと感じるか、ケガの経験…といった確認も。不調の原因を見極めるために必要な内容なのだそう。また今あるつらさが取れればOKか?身体の全体的な改善を目指したいのか?といった「お客さまが何を希望しているのか」も確認するようにしているそうです。

カウンセリングに続き、ベッドに腰かけた状態で身体の動きを見ていただきました。関節や筋肉が正常に動いているのかをメインで見ていくとのこと。私の場合は「胸椎が固い」と指摘されました。また「首や肩周りの筋肉の反応が悪い」というご指摘も。自覚はありませんでしたが、しっかり力が入っていないと言われました。カウンセリングでの会話の内容から大方の予測はできているものの、身体をチェックすることによってより明確になるのだとか。先生の方で現状を認識するだけでなく、お客さま自身にも知っていただくことが大切だとおっしゃっていました。

つらい首肩と背中を中心に施術していただきました。肩周りの筋肉が弱いということは、筋肉が張っているというだけでなく伝達機能の働きが弱っている可能性があるのだとか。伝達機能が集中している首を中心にケアしていただけました。また頭を触ることによって身体の緊張がほぐれ、調節機能が整うそうです。腕を上げて肩周りの筋肉を動かすストレッチのような手技も入れていただきました。肩から腕にかけての緊張が抜け、リラックスしやすくなるのだそう。硬くなっているところを重点的に触られるため、場所によっては思わず声が出てしまうほどの刺激を伴うことも…。ですが基本的にはイタ気持ちいい感覚で、本当にスッキリしました。

手技が終わったタイミングでアフターカウンセリング。実際に施術してみてどうだったか、身体の状態を丁寧に伝えてくださいました。私の場合は「改善を目指すには週1回のペースで1ヶ月くらい通うのが理想」とのこと。施術回数や来店頻度に加えて費用まで明確に案内していただけたので、今後の通い方をイメージしやすかったです。また首肩の不調は、ふだんの姿勢が影響しているとのこと。その場の施術だけでなく、自宅でできる簡単なセルフケアについてもアドバイスしていただけました。

最後は肩に電気を当てていただきました。電気は全身どこでも施術可能で、基本的にはお客さまのお悩み部位にセットするそう。通常の干渉波(巡りを促す)と高周波(つらさを緩和へ導く)の2種類の電流を同時に流すことができ、深層筋肉にもしっかりと刺激を入れられるそうです。また最後の2分間でマイクロカレント(微弱電流)が流れるため、身体を作る組織ひとつひとつに働きかけて、本来あるべき状態へと戻していくのだとか。体感的にはじわーっと心地よく、リラックスしながら受けることができました。