冬になると急にかかとがガサガサして、ひび割れまで起きてしまう…そんな経験はありませんか?
実は、かかとのひび割れは 乾燥だけではなく、血流不足や生活習慣のサインでもあるんです。
かかとのひび割れが起こる原因と、今日からできる改善方法についてわかりやすくまとめています。
かかとのひび割れが起こる原因
● ① 乾燥
かかとは皮脂腺がほとんどないため、もともと乾燥しやすい部位。冷たい空気や暖房の影響で冬は一気に水分が奪われ、ひび割れやすくなります。
● ② 血流不足(冷え)
血行が悪いと、皮膚のターンオーバーが乱れ、角質が厚く硬くなります。
特に“冷え性・座りっぱなし・立ち仕事”の人は足先への血流が落ちやすく、ひび割れが悪化しやすい傾向があります。
● ③ 加齢による代謝低下
30代後半〜40代は皮膚の新陳代謝が落ち始め、古い角質が残りやすくなります。
結果、かかとの皮膚が厚くなってひび割れへ。
● ④ 間違った角質ケア
軽石ややすりで“削り過ぎ”ると、肌は逆に守ろうとして角質をさらに厚くします。
結果、ひび割れが慢性化してしまうことも。
● ⑤ 水虫(白癬)
かゆみ、皮めくれ、左右差のあるひび割れが目立つなら要注意。
治らない場合は皮膚科で検査を。
今日からできる改善方法
● 1. 入浴後すぐに保湿
一番効果が高いのは お風呂上がりの3分以内。
おすすめは
ワセリン
尿素クリーム(15〜20%)
● 2. 週1のやさしい角質ケア
削りすぎはNG。
軽く角質をふやかして やさしく除去する程度で十分。
● 3. 血流アップ習慣
足首を10回まわす
ふくらはぎを下から上にさする
寝る前に足首を温める
冷えはひび割れの大敵。
● 4. 靴と歩き方の見直し
かかとに体重が集中する歩き方は悪化の原因。
クッション性のある靴やインソールに変えるだけでも違います。
● 5. ひび割れが痛い時は“保護”が最優先
テーピング
保湿+絆創膏
かかと用保湿ソックス
まずは割れ目を守ることが大切。
④ ひび割れを繰り返さないための予防法
毎日の保湿をルーティン化
寝る前に5分だけふくらはぎマッサージ
靴下は綿混素材で蒸れを防ぐ
冬は特に足首を冷やさない
習慣化がいちばんの近道です。
まとめ
かかとのひび割れは
乾燥 × 血流不足 × 生活習慣
が重なって起こります。
ひび割れは見た目の悩みだけでなく、放置すると痛みや感染につながることも。
毎日の小さなケアで、つるつるのかかとに戻すことは十分可能です。