私は15年前から、毎年「白河だるま」を買い続けています。
毎年コツコツサイズアップし、今年はついに2番のだるま(50cm)。
もはや縁起物というより、無言の圧です。
夜、目が合うと「まだ頑張れるだろ?」と言われている気がします。
実はもっと前、10代の頃にもだるまを買い続けていた時期があります。
当時は購入と同時に前年のだるまをお焚き上げ。
若いってすごい。
勢いだけで人生を回していました。
ところが、だるまがだんだん大きくなり、
「来年、1万円超えるな…」と思った瞬間、
現実がフルスイングで襲ってきました。
ご利益<生活費。
私はだるまより先に現実に倒れました。
そこからだるまをやめ、
やがて離婚。
直接の因果関係は不明ですが、
だるまを手放し、夫も手放しました。
しばらく、だるまのいない生活。
夫もいない生活。
洗濯物は減り、
イライラは減り、
なぜか呼吸が深くなりました。
不思議です。
そして二度目の離婚後、
「もう一回、最初からやってみるか」と
だるまを再開。
500円の小さいだるまから。
再婚より、だるまの方が慎重です。
今回はお焚き上げせず、ためていく作戦。
すると小さいだるまたちは、
孫のおもちゃに降格。
転がされ、投げられ、
上下逆さまにされても文句ひとつ言わない。
夫にもこの忍耐力が欲しかった。
それでも毎年、
だるまだけは着実に大きくなる。
何も言わず、
愚痴も言わず、
勝手に機嫌も悪くならず。
…理想の同居人です。
そして今年、とうとう2番のだるま(50cm)。
家の中での存在感は、
歴代の夫を軽く超えました。
しかも場所は取るけど、
お金は使わないし、
文句も言いません。
だるま屋さんに
「家庭用は1番(55cm)で終わりです」と言われ、
心からホッとしました。
これ以上大きかったら、
夫と違って邪魔になるところでした。
どうやら今回は、最後まで買い続けられそうです。
1番のだるまを迎えたあとは、
孫のおもちゃとして全身傷だらけになった
小さなだるまたちを、
新しいだるまと入れ替えながら、
感謝してお焚き上げしてあげようと思います。
続けること。
転んでも起き上がること。
そして、
起き上がらない夫は、無理に立たせないこと。
白河だるまに見守られながら、
今日もリラクゼーションサロンあすみのは営業中。
身体がガチガチの方も、
心がちょっと疲れている方も、
そして
「家に帰ると余計に疲れる」という方も。
どうぞ、
何も言われない空間で、
静かに横になりに来てください。

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