リオリス接骨院・整体院のサロン体験談

まずはつらいところの確認と、「いつ・どういうときに気になるのか?」を聞かれました。カウンセリングは現状の把握と不調原因の追究というふたつの目的があるそう。「どのような動作をすると痛みが出るのか」を確認することで、不調の原因をおおよそ絞ることができるそうです。先生は物腰が柔らかくやさしい雰囲気の方。初めての場所で緊張もあったのですが、すぐにリラックスできました。「話をさえぎらないようにしっかり聞くこと」を意識されているそう。10～15分くらい時間をかけて、丁寧に状況を聞き取ってくださいました。

カウンセリングに続き、身体の状態をチェックしていただきました。確認箇所は、関節の可動域、筋肉の硬さ、姿勢、傾き(歪み)など。可動域の左右差、前屈や後屈をしてどのくらい身体が動くのかや、腰の反れ具合などが評価のポイントなのだそう。ベッドに座った状態でザーッと全体を見ていただいた感じです。膝の靭帯に違和感がある場合などはベッドに仰向けになった状態で確認することもあるそうですが、基本的に身体のチェックは座り姿勢で行うそう。お客様にとってストレスのない、スムーズなチェックを心がけているとおっしゃっていました。

ベッドにうつ伏せになり、下半身から施術スタート。「お尻の張りが強い」と指摘されました。腰の張り・だる重さの原因はお尻の筋肉にある場合が多いそう。デスクワークのため座りっぱなしの姿勢が続き、お尻の筋肉が硬くなっていたようです。骨盤周りを重点的に調整し、傾いていた骨盤も本来の正しい状態へと調整してくださいました。また腰が不調の人は身体の裏面が張りやすいのだとか。腿裏やふくらはぎの筋肉もしっかりとほぐしていただけました。全身は筋膜・筋肉でつながっているので、広範囲にアプローチすることで施術後の身体の軽さが全然違ってくるそうです。

上半身は、肩甲骨周りを重点的に施術していただきました。「肩の巻き込みがあり、背中の張りが強い」とのこと。ふだんから首肩周りがガチガチに固まっている自覚があったので、その指摘に納得です。「肩甲骨剥がし」と言うと、グリグリと圧をかけられるイメージでしたが、細かく丁寧な手技だったので脱力状態で身を委ねることができました。動いていない・固まっている筋肉を緩めていくそう。やることは決まっているものの、人によって筋肉の状態は違うので、その人の筋肉の動き方によってアプローチの比重を変えるのだとおっしゃっていました。

自分がこれまで「身体が傾いている状態で過ごしていた」ということが衝撃的でした。本来は身体に負担がかかっているのに、頭の中で「この状態が楽」だと誤認していたようです。その誤った認識を改め、「本来の正しい姿勢が楽な状態」だと身体に覚えさせることが重要なのだそう。せっかく整えても最初は崩れやすい状態なので、まずは週1回のペースで1ヶ月間通うことが理想。「姿勢が崩れ切る前に施術を受けることでよい状態をキープし、状態を見ながら徐々に施術間隔を空けて、最終的には月1回のメンテナンスで済むようにしていきましょう!」と説明していただきました。