「お腹の脂肪を減らしたいので腹筋運動をする」 これは正しいでしょうか?
腹筋運動で腹筋を増やすことはできますが、お腹の脂肪だけを燃焼させることはできません。
トータルのエネルギーの出入りをマイナスにすれば脂肪は燃焼しますが、この時に、どこか特定の部分の脂肪のみを、燃焼させることはできません。
エネルギーの不足分を補うために、身体全体の脂肪が燃焼して減少しますが、お腹の脂肪のみを減少させる方法はありません。
ただし、脂肪には燃えやすい順番があります。
血液の流れの良い脂肪から先にもえます。血液の流れが良い、すなわち毛細血管が多い脂肪が先に燃えます。
1 内臓脂肪
2 柔らかい皮下脂肪
3 固い皮下脂肪(セルライト化した脂肪)
セルライト化した脂肪は、脂肪が繊維組織に囲まれて血流が低下しています。脂肪周りの繊維組織を強制的に壊すことで、血流が増えて、燃えやすい状態になります。
筋肉は自由にふやせる
筋肉は、トレーニングの方法によって、特定の部位の筋肉を増やすことは可能です。
つまり、からだを思い通りにデザインすることは可能ですが、いったん全体の脂肪を減らしたうえで、必要な筋肉を増やしていくしか方法はないのです。
⇒ 筋肉は思い通りにデザインできるが、脂肪はデザインできないのです。
運動なしでダイエットしたいと本気で考えている方、ぜひ一度お気軽に当店のカウンセリングをご予約ください。