先月、伊勢神宮に参拝に行ってきました。
みなさんは伊勢神宮の内宮を訪れたことはありますか?
参道の一角に、ひときわ枝が自由に伸びた一本の松の木があります。
これは、大正天皇が御手植えされた「御神木」。
他の木々は手入れされて整った姿をしているのに、この松だけは枝が伸び放題なのです。
それには理由があるそうです。
「天皇の御手植え」という尊い存在に対し、人の手で剪定することは畏れ多い――
そういった“敬意”の現れとして、あえて手をかけず、自然のままに育てているとのこと。
私たちの身体はどうでしょうか。
忙しさや日々のストレスに任せて、「まあ大丈夫」「放っておけば治る」と放置していませんか?
自然の木が放っておいても伸びるように、
身体も無理を続ければ、知らぬ間に「ズレ」や「ゆがみ」が蓄積していきます。
ただしそれは、美しく育つ方向ではなく、痛みや不調というサインになって表れます。
「自然体でいたい」と思う人は多いですが、
本当に自然体でいるためには、定期的な手入れや調整が欠かせません。
カイロプラクティックは、身体の“枝ぶり”を整える手入れのようなものです。
ゆがみを正し、本来の動きやバランスを取り戻すことで、
自然に立ち、自然に呼吸し、自然に笑える――そんな毎日を支えてくれます。
手入れすることは、軽視ではなく、むしろ大切にしている証拠。
今日も頑張る自分の身体に、そっと手を添えるような気持ちで、
ぜひカイロプラクティックの手を借りてみてはいかがでしょうか。