ほぐそうやのサロン体験談

施術前にまずは5分間のカウンセリング。リラックスした雰囲気の中、スタッフの方が丁寧に話を聞いてくださいました。「今一番改善を目指したいお悩みは何ですか?」という質問からスタート。なぜこのサロンを選んだのか、これまでに通ったお店、そして一番困っている不調について、自由に話す時間を設けていただきました。また「お悩みが改善できたらどんなことをしたいですか?」といった問いかけもあり、自分が本当に目指したい「理想の状態」をイメージするきっかけにもなりました。終始和やかな空気感で相談しやすかったです。話を遮らず、私の言葉にしっかりと耳を傾けてくださる姿勢が印象的でした。

鏡の前に立ち、スタッフの方と一緒に姿勢をチェック。正面・横・後ろから見て、肩の高さ、肩甲骨や背骨の湾曲、骨盤の傾き、股関節の位置などを上半身から下半身にかけて丁寧に目視していくイメージです。また動作チェックでは、腕をバンザイするように上げたり、肩を回したり、上体を捻ってどこまで動くかを確認。前屈をして柔軟性や背面の張り、さらに片足立ちになりバランスチェックも行いました。最後に歩行チェック。ふだん何気なく行っている「歩く」という動作にも、重心のかけ方や足の運び方、身体の左右差などが表れているのだとか。身体のどこに力が入りやすいか、自分でも実感しながら確認できるのが良かったです。

急に身体を動かそうとしても、筋肉や関節が固まっていてスムーズに動かせないことが多いため、まずは全身の緊張をほぐす目的でストレッチを取り入れているそうです。また、顔に近い部位の施術はお互いに緊張しやすいため、安心感を重視して下半身から始めて徐々に上半身へ移っていく流れが多いのだとか。施術中は雑談も交えながらリラックスした状態で進み、ふだんあまり動かせていない部分がじんわり伸びて、とても気持ちよかったです。身体を動かすことで心もほぐれ、本音や深い悩みも自然と引き出してもらえたように感じました。

エクササイズでは「身体の安定性と可動性」のバランスを整えることが目的とのこと。呼吸を整えるエクササイズや、お腹を使って身体を支えるような運動を行いました。またお尻・もも裏・内ももなど、ふだんあまり意識していない筋肉にアプローチすることで、少しずつ「正しい身体の使い方」を覚えていきます。さらに、必要に応じて肩甲骨と股関節の可動域アップに特化したマシンを使用することも◎「股関節から足先へ」「肩甲骨から腕先へ」身体の中心から末端へと動きが自然につながる感覚を持つこと。そして全身のつながりを意識しながら、本来の「正しい動き」を身体に思い出させることがとても大切なのだと教えていただきました。

身体の状態に応じて、さらにエクササイズを追加したり、ストレッチに戻ることも◎私の場合は再びストレッチを取り入れて、身体の変化を確認しながらクールダウンへ。「さっきよりも動かしやすくなっている!」という実感に、思わず嬉しくなりました。運動による疲労感もこの段階でしっかりリセット。脱力しやすくなった身体にストレッチを重ねることで一気にスッキリして、気持ちまで軽くなりました。この工程では、実際に身体を動かすことで「どこが動かしづらいのか」「どんな癖があるのか」といった自分自身の状態にも気づきやすくなるのだそうです。

最後は今日の施術を振り返るアフターカウンセリングの時間。ふだん無意識にしていた姿勢や動きの癖に気づくことができ、「日常生活でどこを意識するとよいか」といった具体的なアドバイスもいただけました。またこれまで運動習慣があまりなかったことを踏まえて、「まずは週1回、今日のような内容を生活に取り入れることで身体がどんどん変わっていきますよ」というご提案も◎まだ自分の中で「どの順番で」「どう動かすか」が定着していない状態なので、無理なくケアを習慣化し、自分の力で身体を整えられるようになることが大切なのだそうです。