【知らぬ間に体へ悪影響?歯ぎしりと身体の不調の意外な関係】
「朝起きるとあごが痛い」「肩がこる」「なんとなく頭が重い」…このような症状、もしかすると「歯ぎしり」が原因かもしれません。
歯ぎしり(専門用語ではブラキシズム)は、睡眠中に無意識に行われる上下の歯の強い接触・こすり合わせのことで、日本人の約15〜20%に見られると言われています(参考:日本顎関節学会)。
一見、歯やあごだけの問題のように思われがちですが、実は身体全体の不調やゆがみとも深く関係しています。
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■ 歯ぎしりの原因とは?
歯ぎしりの主な要因は以下のようなものが考えられています:
ストレス・不安による無意識の緊張
噛み合わせの不調(顎関節症の初期症状も含む)
姿勢の悪さ(猫背・ストレートネックなどによる顎の位置異常)
睡眠の質の低下や自律神経の乱れ
特に整体院では「身体のゆがみ(特に首・肩・骨盤)」が歯ぎしりを誘発する要因になると捉えています。
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■ 歯ぎしりが引き起こす症状一覧
歯ぎしりが続くことで、以下のような症状が現れることがあります:
顎の痛み(顎関節症)
歯のすり減り、知覚過敏
頭痛・肩こり・首こり
睡眠障害、集中力低下
咀嚼筋(咬筋・側頭筋)の異常緊張
顔のゆがみ
特に「あごの痛み+肩こり+頭痛」という組み合わせがある方は、歯ぎしりを疑ってみる価値があります。
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■ 整体でできるアプローチ
整体や整骨院では、歯ぎしりに対して以下のようなアプローチを行います:
顎関節周囲(咬筋・側頭筋)への筋緊張リリース
頚椎や肩甲骨、骨盤などの歪み調整
ストレートネックや猫背の姿勢改善
自律神経のバランス調整(副交感神経優位へ)
咀嚼筋群は頭蓋骨と頚椎に付着しており、**頸部の可動性や骨格のアライメント(整列)**が整うことで、顎への過剰な負荷を軽減することが可能です。
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■ 歯ぎしりのセルフチェック
以下のチェックに心当たりはありませんか?
朝起きた時に顎が疲れている
就寝中、家族に「ギリギリ」という音を指摘された
歯医者で歯の摩耗を指摘された
頭痛・肩こりが慢性的にある
ストレスを感じやすい
当てはまる項目が多い方は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
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■ 歯ぎしりによる身体の不調、整体で整えてみませんか?
歯ぎしりは放置しても自然に治るケースは少なく、体全体のバランスを見直すことが根本改善の第一歩です。
福岡市・博多区周辺で歯ぎしりや顎の不調にお悩みの方は、ぜひ一度、当院までご相談ください。
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