こんなご相談を受けました。
「背中がいつも張っていて、呼吸もしづらい…」
「胃のあたりもなんとなく不快感が続くんです」
何度も同じような不調が繰り返されていて、
病院の検査でも“異常なし”。
これ、よくある話なんです。
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不調の“奥”にあるもの
今までは、
「背中の筋肉をゆるめましょう」
「内臓の疲れを整えていきましょう」
という施術をしてきました。
でもその日は、ふと聞いてみたんです。
「普段、どんなことを考えながら生活していますか?」
少し黙ったあと、その方はこう言いました。
「ずっと“いい人”でいなきゃって思ってきました」
その瞬間、呼吸がスーッと深くなって、
表情が少し柔らかくなったのがはっきり分かりました。
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体と心はつながっている
背中の張りや息苦しさが、
“体だけの問題”ではないときがあります。
人は、無意識のうちに心のクセや思い込みを
体にギュッと溜めこんでしまうことがあります。
「ちゃんとしなきゃ」
「迷惑かけちゃダメ」
「自分より周りを優先しなきゃ」
そんな“がんばり”が続くと、
筋肉や内臓もギュッと緊張してしまうんです。
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ホリスティック=“まるごとのあなた”をみる視点
体は、心の状態をそっと教えてくれています。
当サロンでは、不調の“表面”だけを見るのではなく、
「どうしてそうなっているのか?」
その背景や“その人らしさ”に寄り添いながら、施術をしています。
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最後に
「癒し」はただ体を緩めることだけではなくて、
心に触れたとき、初めて本当のゆるみが訪れることもあります。
もし今、なんとなく体がしんどいなと感じているなら、
あなたの“心の声”にも耳を傾けてあげてくださいね!