昔の常識 vs 今の常識シリーズ Vol.3
テーマ:うさぎ跳びで脚力アップ
昔の常識 vs 今の常識
「脚を強くするなら、うさぎ跳び!」
そう言われた時代がありました。
でも実はこれ、脚力どころか関節を壊す原因にもなるんです…!
昔の考え方
「太ももを鍛える最強トレーニング」
「辛いほど強くなる」
根性=成長だった時代。
膝を深く曲げて跳び続けることで、
「下半身を鍛える」「持久力がつく」と信じられていました。
でも実際には、
膝関節や腰への負担が大きく、
成長期の子どもたちには危険な動作だったんです。
今のスポーツ科学では
うさぎ跳びは非効率で、ケガのリスクが高いとされています。
現代の正しいトレーニングは…
・スクワット(股関節を意識してしゃがむ)
・ランジ・ステップトレーニング
・体幹を安定させる運動
これらを正しいフォームで行うことで、
筋力だけでなくバランス感覚・可動域・神経系も一緒に鍛えられます。
結論:苦しい=効果的、ではない。
大切なのは「正しいフォームで安全に鍛えること」。
痛みや違和感は“体からのサイン”。
頑張り方を間違えると、体は応えてくれません。
昔の常識を手放すことは、
自分を大切にする第一歩!
身体も心も“やさしく鍛える、やさしくほぐす”が、これからの時代。