冬至という節目に、からだをととのえる
冬至は、
一年でいちばん昼間が短く、夜が長い日。
古くから冬至は、
「陰が極まり、ここから陽に向かい始める日」
――自然の流れが切り替わる、大切な節目と考えられてきました。
昔の人はこの時期を、
一度立ち止まり、からだを休ませ、巡りを整える日として
とても大切にしてきたそうです。
冬至の養生といえば
かぼちゃを食べること。
保存がきき、栄養価の高いかぼちゃには
風邪予防や体力づくりへの願いが込められています。
柚子湯に入ること。
柚子の香りと成分には
・血行促進
・冷え対策
・リラックス
冬を元気に越えるための、昔ながらの知恵です。
けれど、現代の年末は…
忘年会や行事、移動が増え、
気づかないうちに生活リズムが乱れやすい季節。
・疲れているのに、なかなか休めない
・睡眠時間が削られてしまう
・温まりたい気持ちはあるのに、シャワーで済ませてしまう
そんな声を、私自身も、そしてお客様からもよく耳にします。
外に向かう前に、内側をととのえる
だからこそ冬至は、
「がんばるための日」ではなく、
自分のからだと静かに向き合い、しっかりとととのえるためのタイミング。
規則正しい生活を少し意識し、
温め、巡らせ、深く休むこと。
それが、これから迎える新しい一年の
大切な土台になっていきます。
年末の忙しさの中だからこそ、
ほんの少し立ち止まり、からだを整える時間を。
冬至という節目に、
自分自身をいたわる選択をしてみませんか。
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