ケアcafe笑輪-EWA-からのメッセージ
1日の終わりに、ふと胸の中がざわついたり、
気持ちが追いつかないまま夜を迎えてしまう日ってありますよね。
整体の現場に立っていると、
「体より先に、心が疲れてしまう」
そんな方とたくさん出会います。
でも大丈夫。
心は“整えよう”と力むより、
“そっと手放す”ことでやさしく軽くなります。
あなたが眠りにつく前のほんの3分で
心と体をゆるめ、
今日をそっと終わらせるための小さな習慣です。
あなたの笑顔の輪が、明日もふわりと広がりますように。
■ はじめに
1日が終わる頃、ふと胸の奥がざわついたり、頭の中で同じことがぐるぐる回り続けたりしませんか?
「もっと頑張れたんじゃないか」
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」
「今日もまた疲れただけで終わったな…」
多くの人が感じているこの“夜のモヤモヤ”は、決して異常ではなく、心が一生懸命に働いた証拠です。
そして、このモヤモヤは 正しい方法でそっと手放すことで、翌日の自分を驚くほど軽くしてくれます。
ここでは、整体師である私が日々の施術やカウンセリングで実感している、
「心と体を同時にゆるめる3分ルーティン」を紹介します。
寝る前のたった3分で、今日の疲れと気持ちを“そっと手放す”準備が整います。
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■ 3分ルーティン① 深く息を吐く『リセット呼吸』30秒
人はストレスを感じると、無意識に呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると副交感神経が働きにくくなり、脳と筋肉が休むモードに入りづらい状態に。
まずは、今日の気持ちをゆっくり手放すための準備として、
「吐く息」を少し長くする呼吸から始めます。
やり方
1. 鼻から4秒かけて軽く吸う
2. 口から6秒かけてゆっくり吐く
3. 30秒〜1分、静かに繰り返す
ポイントは、
「息を吐くときに、肩がふわっと下がるのを感じること」。
この瞬間、心も体も「もう頑張らなくていいよ」と緩んでいきます。
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■ 3分ルーティン② “溜め込んだ力”を解放する肩ゆるストレッチ 1分
気持ちの疲れが真っ先に現れる場所は、肩の付け根(僧帽筋の上部)。
ここが硬くなると、心まで前に縮こまったような感覚が出てきます。
夜はがんばった体をねぎらうように、やさしく解きほぐしましょう。
やり方(片側30秒ずつ)
1. 右耳を右肩に近づけるようにゆっくり首を倒す
2. 左肩に“だらん”と力を抜く
3. 呼吸と合わせて、脱力したまま30秒
4. 反対側も同じように
ポイントは、“伸ばす”より“力を抜く”意識。
肩に溜め込んだ1日の緊張が、じんわり流れ出す感覚があればOKです。
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■ 3分ルーティン③ 最後に自分へ言葉をかける《手放しの一言》30秒
夜に心を乱す原因の多くは、
“今日の自分を責める気持ち” です。
だからこそ、最後の30秒は 自分にやさしい言葉をかける時間 に。
以下の中からピンと来るものを一つ、心の中でそっとつぶやいてください。
「今日もよくやったね」
「もう大丈夫。今は休んでいいよ」
「完璧じゃなくていい」
「今日は今日で終わり」
「明日の私は、今日より軽い」
言葉は、心の姿勢を整える力があります。
特に夜は、潜在意識にそのまま届きやすい時間。
自分自身に少しだけ優しさを向けてあげてください。
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■ おわりに
私たちは、毎日たくさんの情報、感情、人間関係の中で生きています。
だからこそ、夜に“少しだけ心を空にする習慣”が必要。
今日紹介したルーティンは、
心と体のどちらにもアプローチするケアcafe笑輪-EWA-の考え方そのものです。
明日のあなたが、今日より軽く、あたたかく、穏やかでありますように。
眠りにつく前のわずかな時間が、あなたの心をそっとほどきますように。
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