産後のぽっこりお腹、実は骨盤のゆるみが原因?(2025年11月10日 12時00分) オッソ-4869-整体

出産後、多くのママが気になるのが「ぽっこりお腹」です。
体型が戻らない、ウエストのくびれがなくなった、と感じる方も少なくありません。
実は、このぽっこりの原因のひとつに、骨盤まわりのゆるみやバランスの崩れがあります。

出産を経ると、骨盤は赤ちゃんを迎えるために開きます。
その後、育児が始まると抱っこや授乳、床でのオムツ替えなど、どうしても前かがみの姿勢が増えます。
この姿勢が長く続くと、骨盤の位置がずれやすくなり、腹筋の働きも低下しやすくなります。
結果として、ぽっこりお腹や腰まわりのだるさを感じやすくなるのです。

骨盤まわりの筋肉が十分に働かないと、内臓を支える力も弱まり、自然にお腹が前に出やすい状態になります。
また、骨盤のゆるみは姿勢にも影響します。
背中が丸まりやすく、腰が反って見える姿勢になり、見た目にもお腹が出て見えることがあります。

この状態を放置すると、疲れやすさや肩こり、腰まわりのだるさなどにもつながることがあります。
しかし、骨盤のバランスを整えることで、体の中心が安定し、腹筋の働きも取り戻しやすくなります。

自宅でできる簡単なケアもあります。
たとえば、仰向けで膝を立てて腰を軽く床に押し付ける運動や、骨盤を意識したゆるやかなストレッチです。
これだけでも、骨盤周りの筋肉を刺激し、姿勢を正しい位置に戻す感覚がつかめます。

ただし、日常の育児や家事で体を使い続けているママは、自分だけではなかなか骨盤のバランスを整えにくいこともあります。
そんな場合は、全身のバランスを意識した施術や手技で骨盤まわりを調整することが有効です。
無理のない範囲で骨盤を整えると、自然と姿勢も伸び、お腹まわりが引き締まった感覚を得やすくなります。

産後の体は、一度に変わるわけではありません。
少しずつ整えていくことが、体型のリセットや日常の動きやすさにつながります。
1回のケアで変化を感じる方もいれば、継続することでより自然に姿勢が整い、ぽっこりお腹の悩みが軽くなる方もいます。

重要なのは、「今からでも遅くない」ということです。
出産から時間が経った方でも、骨盤のバランスを整えることで、体の中心が安定し、日常の動きやすさや疲れにくさを感じやすくなります。

日々の生活で気をつけたいポイントは、姿勢を意識することです。
抱っこや授乳で前かがみになりやすい時も、背筋を軽く伸ばす意識を持つだけでも骨盤周りの筋肉に刺激が入りやすくなります。
また、寝る前の軽いストレッチや呼吸を意識した運動を取り入れることで、骨盤まわりをリラックスさせ、姿勢を整えやすくなります。

産後のぽっこりお腹は、骨盤のゆるみだけでなく、日常の姿勢や筋肉の使い方が影響しています。
自宅でのセルフケアと組み合わせて、体を整える時間を少しずつ作ることが大切です。

骨盤まわりのバランスを整えると、姿勢が伸びてお腹まわりがスッキリしやすくなるだけでなく、肩や腰の負担も軽くなります。
これにより、育児や家事を無理なく行える体を目指せます。

産後のぽっこりお腹で悩んでいる方は、ぜひ骨盤まわりのバランスを意識してケアを始めてみてください。
60分の骨盤調整で、体の中心から姿勢をリセットし、日常をより快適に過ごすきっかけにすることができます。

出産後の体を整える第一歩は、いつからでも始められます。
焦らず、自分のペースで取り組むことが大切です。