前回も少しお話ししましたが、6〜8月は1年
の中で最も紫外線量が多い時期です。
紫外線には波長の違いにより3種類あります。
UV-A・UV-B・UV-Cと3つの種類がありますが、UV-
Cはオゾン層で吸収されて地上には届きません。
シミやそばかすの原因となる<UV-B>はこの時
期にピークを迎えます。
強い日差しを浴びることで、肌の中ではメラニン
の生成が活発になり、さらに暑さや汗の影響で肌
のバリア機能も低下しがちに。そうしたダメージ
が蓄積されることで、秋頃にシミやくすみとして
現れてしまうこともあります。
紫外線対策には日焼け止めが欠かせませんが、種
類がたくさんあって、どれを選べばいいか迷って
しまいますよね。
そこで今回は、「日焼け止めの選び方」について、
お話ししたいと思います。
シミやそばかすの原因となる<UV-B>から肌を
守る効果を表す指標<SPF>は、数値が高いほど
効果が期待できます。
たとえば、SPF35とSPF50の違いは、紫外線を防
ぐ時間の長さに関係しています。SPF30なら、日
焼けするまでの時間を約30倍に、SPF50なら約
50倍に延ばすことができるというイメージです。
数値が高いほど効果があるのでは?と思ってし
まいがちですが、SPF値が高いものほど肌に負担
をかける可能性もあるため、普段の生活では
SPF30前後でも十分とされています。それよりも
大切なのは、「こまめに塗り直すこと!」。
これが紫外線対策のポイントです。
夏に受けたダメージが秋に肌に現れてこないよ
うに、今のうちからしっかりケアしていきましょ
う♪