今さら聞けない「フェムケア」ってなに?
最近よく見かけるようになった「フェムケア」って言葉。
なんとなく聞いたことはあるけど、具体的にどういう意味かよくわからない…という人も多いのでは?
「フェムケアってなに?」から、
▫︎ケアの目的
▫︎なぜ今注目されているのか
▫︎日本の現状
までわかりやすくお伝えしていきます!
⚫︎フェムケアとは?⚫︎
「フェムケア(FemCare)」は、
【女性のカラダとココロをケアすること全般】
を指す言葉です。
「Fem」は「female(女性)」、
「Care」は「ケア(手当てやお手入れ)」の意味。
つまり、生理、妊娠、出産、更年期、デリケートゾーン、心の揺らぎなど、
【女性特有の変化に寄り添ってケアすること】
がフェムケアです♪
たとえば…
・生理中の冷えや不快感の対策
•デリケートゾーンのスキンケア
•産後の骨盤ケアや骨盤底筋トレーニング
•更年期のゆらぎに対応した食事や整体
などが含まれます。
⚫︎フェムケアの始まりと広がり⚫︎
「フェムケア」という言葉が注目され始めたのは、2010年代の欧米。
特に「フェムテック(FemTech=女性×テクノロジー)」という概念の広がりから、
【女性の健康やライフスタイルをサポートする動き】
が強まりました。
例えば、生理用アプリやデリケートゾーンケア専用品、
骨盤ケアツールなどがどんどん登場し、
「女性の悩みは当たり前、でも我慢しなくていい」
という考えが主流になりました。
そして日本でもここ数年、「フェムテック」「フェムケア」はSNSやメディアでよく取り上げられるようになってきました。
⚫︎なんのためにフェムケアするの?⚫︎
答えはとてもシンプル!
「自分の体を知り、大切にするため」
女性の体は、ホルモンの波やライフステージによって、びっくりするほど変化します。
それはジェットコースターにも例えられるほど。
でも、日本では「我慢が美徳」みたいな風潮もあり、体調不良や心のモヤモヤを放っておく人も多いのが現実。
でも、日々のちょっとしたケアで、
•不調の予防ができる
•自分の変化に気づける
・心も前向きになる
そんな「自分らしさ」を守ることにつながるんです。
⚫︎日本でのフェムケアの現状は?⚫︎
ここ数年で「フェムケア」や「フェムテック」は急速に広がり中!
でも、まだまだ「恥ずかしい」「話しにくい」「知らなかった」という人も多いのが実情です。
•デリケートゾーンのケアは、海外では常識だけど、日本ではまだ浸透率が低い
•骨盤底筋のケアも「産後だけ」のイメージが強く、更年期以降の意識が薄い
•そもそも「不調=病気じゃないから放っておく」人が多い
だからこそ、今「知ること」「話すこと」「ケアすること」がとっても大切。
フェムケアは、もっと気軽でいい!!
フェムケアって聞くと、なんだか特別なことをしないといけない気がするけど、実はもっと気軽なこと。
•生理前にあたたかくして過ごす
•デリケートゾーンを専用ソープで洗って保湿する
•骨盤を意識して座ってみる
•「なんか最近つらいな…」って思ったら、休んでみる
こんなちょっとした行動も、立派なフェムケア。
「自分にやさしくする時間」
をつくることが、フェムケアの第一歩です。
フェムケアは「特別な人だけがするもの」じゃなくて、すべての女性のためのケアです。
年齢もライフスタイルも関係なく、どんな人にも【自分らしく生きるための土台】になります。
これからの時代は、「我慢しない」「隠さない」「ケアしてあたりまえ」な時代。
少しずつ、カラダと向き合う時間を増やして、自分をもっと大切にしていきましょう♪
