更年期は“終わり”じゃなく“始まり” ― 体と心を整えるための過ごし方ー(2025年10月21日 08時16分) 美容整体Caren

「更年期」という言葉を聞くと、なんとなくネガティブな印象を持つ方が多いかもしれません。
イライラする、眠れない、ホットフラッシュ、肩こり、気分の落ち込み……。
どうしても“つらい時期”というイメージがつきまといます。

でも、私は思うんです。
更年期は“終わり”ではなく、“新しい自分が始まる時期”。
身体の変化を通して、これまで頑張ってきた自分の体と心を、もう一度見つめ直すためのタイミングなんだと。

★体と心がゆらぐ理由

女性の体は、ホルモンによって大きく左右されます。
40代後半から50代にかけて、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が急激に減っていくことで、
体温の調整がうまくいかなくなったり、気分が不安定になったりします。

でもこれは、決して「悪いこと」ではありません。
長い間、仕事や家事、育児など、他の人のために一生懸命動いてきた身体が、
ようやく「自分を優先して」と教えてくれているサインなんです。

★身体を整えるケアの時間をつくる

更年期を少しでも穏やかに過ごすためには、
「整える時間」を意識して持つことがとても大切です。

たとえば、整体やオイルマッサージで体の緊張をゆるめること。
筋肉のこわばりが取れるだけでなく、自律神経のバランスも整いやすくなります。

よもぎ蒸しもおすすめです。
体を芯から温め、血流を促し、ホルモンの働きをサポートしてくれます。
香りにもリラックス効果があり、体だけでなく心までふっと軽くなります。

「冷え」や「詰まり」を解消することが、更年期の体にとってはとても重要です。
温める、緩める、流す──この3つを意識してみてください。

★日常の中でできるセルフケア

特別なことをしなくても、毎日の小さな積み重ねが大きな変化につながります。

・朝起きたら深呼吸をして、1日のリズムを整える
・お風呂はシャワーで済ませず、湯船にゆっくりつかる
・スマホを見すぎない時間をつくって、五感を休ませる
・夜は“自分のため”の静かな時間を少しでも持つ

そして何より大切なのは、「頑張らないこと」。
更年期は、若い頃のようにパワフルに動けない自分を責めるのではなく、
「今の自分」に優しくしてあげる時期でもあります。

★心を軽くするために

ホルモンバランスの変化は、心にも影響を与えます。
理由もなく涙が出たり、何もやる気が起きなかったり……そんな日もあるかもしれません。

でも、それもすべて“あなたの身体が頑張ってきた証”。
波があることを「ダメ」と思わずに、ただ受け止めてみてください。
「今日は何もできなくてもいい」「少し休もう」
そう自分に言葉をかけてあげるだけで、体も心も少しずつ緩んでいきます。

★これから始まる“新しいわたし”へ

更年期は、人生の中でとても大切な通過点です。
それは「女性としての終わり」ではなく、「新しいステージの始まり」。
体が変わるからこそ、今までのように無理せず、自分に優しくできるようになる。
それは決してマイナスではなく、むしろ“再生”のサインです。

体と心を整えながら、自分をいたわる時間を増やすこと。
その積み重ねが、これからのあなたの人生をもっと豊かに、穏やかにしてくれます。

「更年期をどう乗り越えるか」ではなく、
「この時期をどう心地よく生きるか」。

それが、これからの私たちにとっていちばん大切なことなのかもしれませんね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
美容整体Carenでは女性特有の悩みに特化したサロンです。
気軽に遊びに来てくださいね★

#更年期 #PMS