整体施術受けてもすぐに戻ってしまった等の経験がある方、いらっしゃると思います。
そしてその原因の多くは「癒着」であることが判明していますので、施術者としての見解を述べたいと思います。
例えば、 一つの筋肉の最大パフォーマンスを100とした場合、隣接しあう他の筋肉との癒着があるとします。
そうすると他の筋肉が常に邪魔してくるので、邪魔された筋肉の最大パフォーマンスが50になってしまいます。
分母自体が低下するということは、「今日調子悪い=10」とした場合、
ほかの施術をしても、「調子回復=でも50」。
癒着自体をはがさない限り、いつまでたっても最大100にはいかないのです。
逆に言えば癒着がはがれると筋出力も上がります。
ちなみに数多くの徒手療法が存在していますが、そのほとんどが、結果的に「筋肉を緩める」技術です。
こわばっている筋肉が緩み、バランスが整うからです。
手技療法は違えど身体の中の反応としては、筋肉を緩めようとする受容器が働きます。
当サロンで行う「六層」は、癒着をはがすことに特化した手技療法です。
ストレッチでもなく、もみほぐしでもありません。
よくある話の一例ですが、
足腰が痛く歩行困難、体重が130Kgある女性がいたとします。
身体を支えるのが限界に達していますが、 癒着はがしであれば問題個所をピンポイントで施術しても筋出力の低下はおきませんので、
施術後は施術前より回復して歩行も可能でした。
しかし後日、リラクゼーション受けたら筋肉が緩んでしまい、術後立ち上がれなくなったそうです。
似たような例では、少し歩くと痛みで歩けなくなる間欠性跛行のある高齢者の話も同様で、
針を刺したら、一気に痛みが広がって歩けなくなった、との報告。
癒着はがしと筋肉を緩めるというのは、全く別モノであるということなんですね。
また側弯症などの骨のズレ、こちらも癒着により組織が引っ張られ、結果骨もズレる、という訳です。
ではどのようなカラクリで癒着をはがすのか。
詳細は省きますが、「虫眼鏡で太陽の光を利用して火を起こす」というイメージをしてみてください。
身体という3D空間をピンポイントで火を起こすといった感じです。
虫眼鏡と火の間に手を入れても何も感じないのと同じで、問題ある箇所のみを施術し、他の部位には全く影響を出さない、 それが「六層」です。
当サロンでは既存の様々な整体や、自身で研究開発した「脳神経科学整体」もできますが、
やはり不調の原因が「癒着」であることがほとんどなので、 六層連動操法をメインで施術しております。