最新メカニズムを踏まえると、むくみが起きる原因は明確です。
① タンパク質(アルブミン)の不足 血管内に水分を留めておくスポンジの役割をするのが「アルブミン」というタンパク質です。アルブミンは「肝臓」で作られます。つまり、食事の栄養バランスが悪く肝機能が低下していると、スポンジ不足で水分がダダ漏れになります。
② 血管バリアの破壊(高血糖・酸化ストレス・慢性炎症) 甘いものの食べ過ぎ(高血糖)、ストレスや食品添加物による酸化、体内の慢性炎症は、血管の内側のバリア(グリコカリックス)をボロボロに破壊します。バリアが壊れると、水分は際限なく周囲に漏れ出し、重度なむくみに直結します。
③ 塩分(ナトリウム)の過剰 塩分の摂りすぎは血圧を上げるだけでなく、細胞の周りに水分を強力に溜め込みます。また、過剰な塩分は血管バリアにダメージを与える原因にもなります。
④ リンパ管の閉塞(筋膜の癒着) 漏れ出た水分を100%回収する唯一の排水溝が「リンパ管」です。しかし、過去のケガ、長時間の同じ姿勢などにより筋肉や筋膜が「癒着」していると、リンパ管が物理的に押し潰され、排水口が完全に塞がった状態になります。
⑤ 静脈の鬱滞(出口の渋滞) リンパ液は最終的に静脈に合流します。血流が悪く静脈が渋滞していると、リンパ液が流れ込めず、結果的にむくみが引かなくなります。