みなさんこんにちは!
からだラボです。
「最近、長く歩くと疲れやすい」「歩き方がぎこちない気がする」そんな悩みはありませんか?
人間が効率よく、美しく歩くためのカギが実は「ひねり」にあります。
今回は、歩行メカニズムの核心である「カウンターローテーション(逆位相回旋)」について解説していきます。
◎「カウンターローテーション」って何?
カウンターローテーションとは、歩行中に上半身と下半身が、脊椎を軸にして互いに逆方向へ回旋する動きのことです。
具体的に、右足が前に出るとき、骨盤は左を向くように回転します。このとき、バランスを取るために左腕が前に振り出され、肩のラインは右を向くように回転します。この「雑巾を絞るような動き」が、人間特有の二足歩行を支える高度な技術なのです。
◎現代人が陥りやすい「ひねり不足」
便利な現代社会では、デスクワークやスマートフォンの操作により、胸椎が固まりがちです。胸椎が動かないとカウンターローテーションが起きず、以下のようなデメリットが生じます。
「ペタペタ歩き」になり、疲れやすくなる
ねじれの衝撃を膝や腰が代償し、関節を痛める
お腹周りの筋肉(腹斜筋)が使われず、代謝が落ちる
今日から意識できるポイントは、「みぞおちからのひねり」です。
多くの人は「脚」だけで歩こうとしがちですが、実は歩行のエンジンはもっと高い位置にあります。
それが、胸椎です。
胸椎の回旋が「みぞおち」を通じてダイレクトに骨盤へと伝わることで、上半身が右へ回れば、対角にある左の骨盤がスッと前へ出ます。この連動が生まれると、脚は「頑張って出すもの」から、体幹のひねりによって「勝手に運ばれるもの」へと変化します。
人間の体には、重力や慣性を味方につける素晴らしい機能が自然と備わっています。
もっと楽に、もっと遠くへ歩ける体を目指してみませんか?