リラク・マッサージの用語集

間接灸 【かんせつきゅう】

間接灸

もぐさを皮膚に直接のせるのではなく、もぐさと皮膚の間にほかのものをはさむことで、間接的に灸(きゅう)を行う方法です。対して、もぐさを肌のうえに直接のせて燃焼させる方法は直接灸と呼びます。

もぐさと皮膚の間にものをはさむことで、灸の熱を緩和する効果があります。直接灸の場合、ややチクリとした感覚を伴う強めの熱感がありますが、間接灸ではじんわりとした優しい熱感となります。熱い灸の刺激が苦手な人でも受けやすい治療法です。

もぐさと皮膚の間にはさむものとして、生姜(しょうが)やニンニクのスライス、びわの葉などが古くから用いられています。そのほか、味噌(みそ)、塩、クルミの殻が使われることもあります。特定の治療効果をねらって、はさむものを変えている場合があります。例えば、漢方エキスに漬けたクルミの殻を閉じたまぶたのうえに置き、そのうえにもぐさを置いて燃焼させる手法です。眼精疲労や目のクマを改善する効果を狙って行われます。

もぐさと皮膚の間に厚さ数ミリの台座をはさむ台座灸が、現在では最も一般的です。台座にもぐさが最初からセットされているものが市販されていて、ドラッグストアでも入手することができます。台座は肌に貼りつけられるようになっているため、だれでも手軽に灸を行うことができます。ただし、治療を目的として灸を行うことができるのは国家資格を持つきゅう師のみと法律で定められています。現在は、自分自身の健康管理に役立てるために灸を利用する一般の人が多くいるため、花の香りが添加された煙の少ない台座灸が開発・販売されています。

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