経絡とは、東洋医学から生まれたものであり、気血の流れる通路の総称といわれています。
経絡を流れる気血というエネルギーが身体を巡ると血行がよくなり、免疫力が高まります。そして、気血の流れがよくなることにより、健康となると考えられています。
経絡は経脈(けいみゃく)と絡脈(らくみゃく)のふたつに分かれています。経脈は身体を縦に流れる脈、絡脈は身体を横に流れる脈という意味です。
経脈には、十二経脈と奇経八脈(きけいはちみゃく)があります。陰陽で分類された12本からなる十二経脈は、内臓とつながって流れているとされ、手に三陰三陽、足に三陰三陽で構成されています。奇経の八脈は、督脈(とくみゃく)、任脈(にんみゃく)、に並ぶ8つから成り立っていますが、任脈、督脈は独自の経穴(けいけつ)があるため十二経脈と並んで十四経といわれることもあります。
絡脈は、経脈から分かれて働く細かい分枝のことをいいます。12本の絡脈に、任脈の絡脈、督脈の絡脈、脾(ひ)の大絡をあわせて、十五絡脈と呼ばれています。
臓腑(ぞうふ)とのつながりを持つ十二経脈の表裏関係にある経脈の働きを強めます。皮膚に流れる絡脈など細かく網目状に枝分かれしているため、経脈を流れる気血を身体全体へ行き渡らせることができるのです。気血が全身に行き渡ることで、臓腑(ぞうふ)の陰陽のバランスがとれ、それを健康な状態であると考えられています。
経絡は生理面、病理面、治療面において重要な作用があるとされています。
経絡は、気血という目に見えないエネルギーに付随しているので、鍼灸(しんきゅう)や気功など中国医学の場面で多く使われます。
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